2012.11.7 スポーツスター リジスポ XLH883 プライマリーガスケット交換

納車時より若干気になっていた、プライマリーオイル漏れ・・・。
正確にはスポーツスターの場合はクラッチやら色々一緒なので
「スポーツトランスフルード」と呼ぶようです。
ほとんど乗られていない状態の車両(元教習車、客寄せのデモバイク?)だったので、
バイク屋さんもニジミ程度にしか思っていなかったのかと思います。
実際に、日に日に酷くなる感じがありましたので・・・。
はじめは、触りもしないので全く気付かなかったのですが、
ちょっとそこそこの距離を私なりにぶん回して、停車したところ「ポタッ、ポタッ」と2滴。
実際はその程度なので、まだまだ大丈夫、交換は必要ないのかな?とも思っています。
その時の画像です。
img_0-1
画像では分かりにくいですが、1カ所だけ明らかにパッキンが奥に入っていて怪しい雰囲気抜群!
この画像を見ても、スポ乗りのバラした事ある人しかつまらないかもです。
img_1-1
この位なら、問題なし!と言う方も多いでしょう・・・。
けど、開けて見てみたい!
ただ、それだけです!
多分、納車時の整備にはここのオイル交換は含まれていないので、
それも気になりますし。
オイルを抜きます!
見て下さい!この牛乳!
最後まで透明感は一切ありませんでした。
クラッチワイヤーからの水分侵入、結露で乳化したのでしょう。
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ダービーカバーを外して、クラッチワイヤーも切り離します。
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プライマリーカバーを外します。
シフトのシャフトが錆びていて一回り大きく膨らみその部分が抜けずに苦労しました。
やはり、たまにはアチコチ手を入れてあげないと、最悪の事態も想定されますね~。
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綺麗にもとのパッキンを剥がして、液体パッキンを両面に薄く塗って、
逆の手順で、組み立てます。
チェーンテンショナーが若干邪魔でしっかりと入れにくいのと、
液体パッキンの硬化が気になるので、一度シミュレートしておいた方が良いですね。
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錆、固着が気になったシフトのシャフトは、錆落とし後、カッパーグリスを塗っておきました。
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今回のオイルはこれ、WAKOSのRG7590LSDです。
量は1クォート指定です。何となく若干少なめに入れました。
img_7
ここのカバーの締めつけトルクは結構弱め、テルクレンチでは間違いなく締めすぎでしょう。
今回の整備は、全般的にトルクの管理はしっかりしました。
プライマリーチェーンの調整は、キツイのはNGだそうです!
タイヤを回して一番張りのきつくなったところで、計るのですが、
1速、2速ではクラッチを握っても重くて回りません!
感じ的には、クラッチが切れていない様な感覚です。
エンジン掛けたら、クラッチ握っていても走っていくんじゃないの?って位・・・。
けど、走って行かないんですよねぇ~。
クラッチの調整が悪い訳ではないですよ~。
そんなバイクなんです。
ハーレーダビッドソン!
その後、1,2回我慢できず乗ってしまいましたが、漏れ、にじみは無いです。今のところ。
次回は、外装編です。
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