アーチトップの弦を考えました。『フラットワウンドとラウンドワウンドのテンション』

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『めっぱががなんまらいずくてこたえるわー』

それと、なんだか頭が痛い。
夏バテかな。(今頃?w)

最近、めっぱ(ものもらい)が出来ちゃいます。
特にライブの前等、人前に出る機会がある時に限って瞼が腫れています。
まぁ、誰も大して拙者の顔なぞ見てはおられまいが、気になるのでござる。

何が気になるかと申すと、感染るのではないかと要らぬ心配をされる事ぜよ。

合ってない侍言葉は止めにするでござる。

めっぱはうつらないので心配しないで下さい!!
これ本当です!!

ただ、北海道弁で言うと、『めっぱががなんまらいずくてこたえるわー』という事態は変わりません(笑)

直訳すると、『(目の)ものもらいがとても気になって辛いよー』ですが、『いずい』という言葉にはこれでしか表現出来ない力が有るのです。

『いずい』を標準語にしましょう!!

それと、北海道弁代表としましては、『押ささらない』とか『書かさらない』等の『さらない』ですね。

『押せない』『書けない』は表現不足です!!

例えば、自動ドアの押しボタンが有るとします。
『押せない』表現では、手がふさがっているからなのか、押したくない気持ちの問題なのか、自動ドアのボタンが原因なのか、分からないですよね?

『押ささらない』は相手が原因(この場合はボタン)で使う表現です。

書けないも同様です。

ボールペンも持っている時に『書けない』と言ったら、ボールペンが原因なのか、気持ちの問題なのか、手の問題なのか分かりませんが、『書かさらない』と言ったらボールペンが原因だと直ぐに判断が可能です。

北海道民はほぼ全員がこの表現をすると思います。

『さらない』が標準語になればシティーボーイ(これは流石に北海道でも死語ですよ)にバカにされる事もなくなります!!

これは便利な日本語なのです!!

どうでもよい話でした(笑


アーチトップの弦のお話です。

というのも、僕のアーチトップですが、傷も増え、トップは焼けて良い感じにヤレてきたのに、ゴールドのテールピースがいつまで経っても綺麗なピカピカな状態なんです。
いつまでも綺麗な状態を保ちたい方にはうってつけの物なのですが、僕のギターとは不釣合いになってきました。

そんな訳でメッキを剥がして真鍮無垢の状態にする事に。

けど、その作業はむちゃくちゃ大変です。
同じ事を考えちゃった方は覚悟を決めて取り組んでください。

真鍮の上に銅メッキをして、クロームメッキして、金メッキしてあります。
三層を剥がす必要が有ります。

ヤスリでゴシゴシ、番手上げていって、やれ感が釣り合うある程度のところで終了し磨きました。

無垢の真鍮は直ぐにくすんできますが、その頃が良いんです。
その時まで経年変化をゆっくり楽しみましょう。酸化剤は使いませんよ。

こんな事のために弦を張り替える訳ですが、普段使っている細いフラットワウンドがいかんせん高価です。

なんか安くて合いそうな弦はないものか?

このギターはフラット弦を張り続けているのでラウンド弦だとなんだかしっくり来なそうですが、弦代金が悩みの種です。(といいつつ、切れるまで張り替えませんが(笑))

今回試したのが、ダダリオのEJ21 12−52のセットで、アコギの場合は普通かちょっと細いかな?という太さの弦です。

DADDARIO ( ダダリオ ) / EJ21 (¥594 税込)

張った感想は『なかなか良いんじゃない?』という感じで、特にプレーン弦に関しては太くなった分メローになって好みの音になりました。ラウンド弦に関してもちょっと弾き続けると直ぐに慣れました。他のギターはラウンド弦なので当たり前なのですが。
ブライトな分、僕には不要なサスティーンが生まれるかな?と思ったのですが、アーチトップ(僕のギターの場合)との相性が良い様で歯切れもUPした様な気がします。ズッチャ、ズッチャとコードを刻むのが気持ち良いです。弦が死んだ頃の音も良さそうな予感がします。
そういった面では、ブロンズ弦でも気持ち良いのですが、アンプに繋いだ音は通常のマグネットピックアップの場合はやはりニッケルが良い様に思います。


では、僕が今回選択肢に入れたラウンド弦のテンションと販売料金を比較してみましょう。


まずは、長年使っていた細いフラット弦ECG23(10−48)から。
DADDARIO ( ダダリオ ) / ECG23 (¥1,706 税込)
6弦のテンションに注目下さい。EJ21よりも細いのにテンションは高いです。
全般的に太さだけ見ると細い感じがしますが、テンション感はそこそこ感じます。


次は今回張ったラウンド弦のEJ21(12−52)を。
DADDARIO ( ダダリオ ) / EJ21 (¥594 税込)
随分と価格差があります!!結構良い定食が食べられる価格差が有ります!!
巻弦のテンションも程よい感じで、ECG23からでもテンションという意味では違和感はそれほど大きなものでは有りませんでした。僕の様な貧乏人には良い弦です。通常のエレキ弦よりちょっとだけ高いのは3弦が巻き弦になってるからでしょうか?需要と供給のバランスの関係でしょうか?(それともめちゃくちゃ売れていて価格帯では唯一無二の存在で100円高くても売れるから!って理由だったりして)


お次はEJ21と同じ太さのフラット弦ECG25(12−52)を見てみましょう。
DADDARIO ( ダダリオ ) / ECG25 (¥1,425 税込)
プレーン弦は全く同じものだと思いますので、テンションも全く一緒です。
ですが、巻弦をご覧ください。随分とテンションが違いますね。
特に3弦!15キロで引っ張られています。
アーチトップを含め、アコギ系は特に3弦はペグ付近の金属疲労で切れる事は多いと思いますが、それを考えるとこのテンションは切れた時の事を考えると怖いですよね。財布にも痛いですしね(笑)音云々よりも、財布の中身の話になっちゃってますが、そこも重要です。
もっと太い弦を張ってる方も多いと思いますが、軟弱な僕にはこのテンションでも辛いです。けど、音は好きなんだよなぁ・・・。


お次はECG23では細すぎるし、ECG25では太すぎる!そんな方の定番ECG24(11−50)を。
DADDARIO ( ダダリオ ) / ECG24 (¥1,566 税込)
こちらはフラットトップで定番のいわゆるライトゲージやカスタムライトにかなり近いテンション感で、そこそこのテンション感は欲しいけど指が辛いのは嫌!って方にはオススメです。


今回のダダリオ弦はフラット弦としては買いやすい価格帯です。
フラット弦の鳴りは各社でかなり違いますので、色々お試しください。

一般的に言われている、ラウンド弦よりフラット弦の方がテンションがきついというのは本当のお話でしたね!!

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