Matchless DC30系 自作真空管アンプ完成!!

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毎晩夜なべして作業し続けたアンプが完成しました!!

前作のJTM45とは違い、今回は設計から部品選び、調達までを考えたので、なかなか面白かったですし、完成後の満足度も大きいです。
設計と言ってもDC−30の回路を元にパワー部分をEL34のプッシュプルに変えただけですが(笑)
ただ、実装に関する設計に関しては、結構時間を使って頑張りましたよ〜。
『極力配線材を短く。部品交換が簡単。すっきり綺麗に見える。』そこを重視して考えました。

なかなか綺麗に出来たと思いますが、なんだか恥ずかしい(笑)
おそらくオーディオ界ではセオリー的なものが存在するのでしょうが、僕は独自路線です。

見える面はこんな感じ。(カバーかけますので、ほぼ見えませんが)
トランスの配置は見た目だけを考えるとこうはならないんですが、
お互いの磁束の影響を考えるとこんな感じになります。
ハムの原因になる誘導を考え、出力トランスは斜めに設置されているアンプも多数有りますが、斜めはさすがに好きにはなれないので、極力離してます。
どっちのトランスをカバーが上を向く感じ(そうなると、シャーシに大きな穴あけが必要ですし、シャーシの部品設置スペースも狭まります)だと更に良いのですが、このくらい離していれば大丈夫かな。

ちなみに、トランスというのがめちゃくちゃ高額なんです。
4万円は軽く超えます。マーキュリーで揃えると5、6万円いきますね。
トランスの価格でアンプが買えちゃう・・・。
見えている部品だけで考えても、真空管が全部で13000円位なので、、、考えたく無い。
そう考えると、完全に趣味の世界ですね。実用だけなら市販の低価格なアンプで十分(汗)

今回使ったトランスはリユース品なので、随分と気分が楽でした。
ただ、このトランスが無かったら散財(部品代が僕には大金でしたw)する事も無かったでしょう。
このトランスを元に回路を考え始めたので、電源も一筋縄ではいかず苦労も有りましたが、勉強にもなりましたし、楽しくも有りました。
そこは後日詳しく書かせていただきます。

完成後はドキドキのテストです。
真空管を挿さない状態で、各箇所の電圧を測っていきます。
電源スイッチを触るのすら恐怖なのです。

なので、スイッチを入れた状態で手元に絶縁性の高い延長コードで入り切りします(笑)

テスターも電源オフ状態時に繋いで手元に延長コードを用意してそれでオンオフします(笑)

超ビビリなんですが、400Vの感電はめちゃくちゃ痛い!!
今の所、痛いで済んでいますが、それで済まない事もあるので安全第一です!!

トランスの唸る音や、新品部品に初めて通電される音、匂い、、、その全てが恐怖です!!

大丈夫でした!!

そして、音出し!!

頑張った甲斐もあって、低ノイズです。
ひょっとしたら本家より低ノイズかも!!(っていうか、整流方式違いますしね〜。)

音圧が恐ろしい!!
吊るしてあるギターの弦がビンビン鳴ります。
ボリュームマックスにしたらスピーカーか僕が壊れるんじゃないのか?という位(笑)

大満足!!

けど、いつ使う?


で、見た目も大事に!

やっぱり文字は光らせたい。

夜間、この光を見ながらギターを弾いているとうっとり。。。

家族は大迷惑。。。

近所には迷惑にならない程度の音量と時間で(笑)

明るい部屋でもこの位は光ります。(色変更もジュエル交換で可能です)

アンプ名はNONPAREIL DC34としました。

NONPAREILの意味はMATCHLESSとほぼ似たような意味です。
アーモンドではありませんよ。

DC34はご想像のとおり、DC30的な回路ですが、EL34を使ってますので。
と言いながら今は6L6GCが挿さってます。

歪ませた時の『破綻する?破綻しない?』そんな低音がしびれます!!

クリーンは爆音クリーンが可能です!!
ミッドの無い2トーンですが、音作りは多彩ですよ。

アンプのみでレイボーンっぽい音が作れるのにはちょっと感動です。
(そこを目指した訳ではないですが)

今後、アンプ製作に関する工程を今後書いていきますので、作ってみたい方は是非!!

誰か買ってくれても良いですよ〜(笑)


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