使いやすい最強接着剤? 〜 Fender Champ 5f1 5C1 違い

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職業柄、接着剤を使う事が多いですが、接着強度、持続性には本当に気になります。

国産の木工用ボンドの様な接着剤は、硬化後も弾性が有りちょっと音への影響が心配で使えません。
例えば、アコギの音を左右するブレイシング(力木)に使用なんてのは、想像もしたく有りません。
なんていうのか、接着剤の弾性で音が殺される感じがします。(けど、あえてその音を出すのもアリなのか?なんて思いもしたりします。)
『接着剤がかんだ』という状態のギターもしばしば見受けられますが、どんな接着剤を使用するにしても絶対に避けたい事だったりします。

その他、使う際に気になるのが作業性です。
タイトボンドは案外速乾で、アコギのサイド板とトップを張り合わせる際なんかは本当に格闘です。この間は携帯の電源を切って気合を入れて取り組むくらい(笑)

で、強度ですが、ギターで有ればタイトボンドで強度不足を感じる事は少ないでしょう。
使われ始めた頃は接着持続性の心配もされていた様ですが、何十年も経った今も問題は出来ていないのでこの点もクリアですね。

YouTUbeで面白い動画を見つけたのでご覧ください。
なんとも豪快なテストです(笑)

ロックタイトが勝利。

タイトボンドよりもロックタイトの接着力が強いという事が単純に分かりましたが、音への影響はどうなのでしょう?
それと、コーキングガンで使う様なタイプなので、繊細な物への接着を考えると作業性も悪そうです。取り除くのも大変そうですね。

その他、考えられるのがエポキシですね。
エポキシ接着剤は、硬化後の肉痩せがないのが嬉しいところです。
例えば、一部が欠けてしまっていても、そこに盛っておくと一緒にカチカチに固まります。
ギターでもあの有名なハイエンド国産アコギの指板接着なんかにも使われている様です。

防水性にも優れていますので、僕もランディングネットを作る時はコレ。
硬化時間が60分等がスタンダードなので、落ち着いて作業できるのも良いです。
手につくとネバネバで嫌な感じなんですが、水を含ませたウェスで簡単に拭き取れ、その後普通の洗えば手に残る事も有りません。

各社からエポキシ系接着剤は出てますが、やっぱりスタンダードはアラルダイト。

アラルダイトは航空機にも使用されているそうで、信頼性、実績ともに大きいですね。

ニチバン/アラルダイト スタンダード 30cc/AR-S30

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これもYouTubeで強度テストの動画を探してみました。
真面目にテストをしている方が多いです。
やはり、使用目的の違いにもよるのでしょうかね?

8mm程度の棒の接着面の引っ張り強度が145N(14.8kgf)!!
これ面積増やしたら、外れませんよね。

こっちなんて、接着強度に軸受けが負けるという映像です(笑)

こっちのCMっぽいのは面白いですが、信ぴょう性にかけます(笑)

こっちのCMっぽいのは面白いですが、信ぴょう性にかけます(笑)

木材にももちろん使えると公表されていますので、強度を持たせたいところには良いですね。


で、昨日の休みはアンプいじり。

結果的には大した話が有る訳でもないのですが、やってみた事を書かせていただきます。

パネルに記載の通り、5F1が基本のアンプなんですが、先日も書かせていただいた通り、アーチトップでオーバードライブするかしないかの音を出したいんですが、音量に対する歪むポイントが少々早いんですよね。(これベースマンやJTM45でもそうですね)

これ、プリで歪みすぎているのか?

って事で、改造しましょう。

12AX7属は1本に2回路入っているので、2段に増幅出来る優れた真空管なんです。

5F1(チャンプといえば一般的にこれをさします)も2段増幅です。

『これ、1段だけの増幅にしたらどうかな?』

『それ、5C1じゃん!』って事になるんですね。

一度整理します。
フェンダーのチャンプは、5C1, 5D1, 5E1, 5F1というモデルがあります。
C−Fの順に進化してます。

5C1の頃は12AX7は使われておらず、プリでは1段増幅です。
5F1になると12AX7が使われて、双極管で有るため1本で2段増幅させています。
その為、周辺部品点数も増え、回路もその分複雑にはなっています。

5C1の回路はこちら。

僕の自作アンプはこっち。

何れにしても下準備さえしてあれば数時間で作れそうな簡単な回路です。

5C1っぽく一段増幅にトライ!!

歪まなくなった!!

けど、音が小さい!!

うん、さすがに使えない!!

家で弾くには十分ですが、小さな規模の会場でアンプの出力のみに頼るとするならちょっと心もとない感じです。けど、音はあったかい感じで良いですよ〜。

歪まないチャンプが欲しい方は改造してみるのも良いかも知れません。

で、結局元に戻しました。

ついでに実用を重視して、一番短寿命な整流管をWEBERのCopperCap仕様に。
と言っても、配線的にはフィラメントの電源をカットするだけです。
それで差し替えて使えます。

発熱が多く、2000時間位で寿命を迎えると言われる整流管をダイオード整流にするのも経済的にも良いです。

元に戻して、手持ちの真空管をいろいろ差し替えて、手持ちの中ではベストと思える組み合わせを見つけました。

整流管は、5AR4、5Y3GTとダイオードを試しましたが、アーチトップにはダイオードが好きです。ですが、歪んだ音でブルースを弾くとなるとまた変わるんですよね。

プリは12AX7、10種類以上と、12at7、12au7と試しましたが、入手が簡単なエレハモの12AT7が好み。歪み始めるポイントというより、歪み方が良いと感じました。

6V6GTも同じく、エレハモ。こちらはビンテージ管が何本か有りましたが、持ち出し用途を考えると、新しいものを入れておいた方が安心(笑)

非力なシングル。
プッシュプルに比べるとどうしてもハムも出がちです。

けど面白い!!

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