Martin D-35 SQロッド ネック反りリペア『アイロン完了』

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アイロン完了!

D-35のネックアイロンが完了となりました。
相当長い時間をかけて、ゆっくりと矯正を試みたのでここでガッチリと固まってくれる事を切に願います。下画像の状態になるまでは、クランプの場所を変えたり、温度を変えたりとします。なんせ直ぐには結果が出ませんので、長い時間が必要で、それが非常にもどかしかったり。
途中、弦を張って様子を見ましたが、どストレートの時に弦の張力でやや(本当にやや)順反りの理想な感じになってます。
ギターによっては、弦を緩めた時には逆反りが良いものなんかも有りますね。
ベースなんかは結構多いかも知れません。

フラットバーを置いてみますね。
あんなに反っていたのに理想的な状態になってます。
こちら、70年代のギターですので、40年以上かけて出来た反りだったと言えますが、今度はどのくらいこの真っ直ぐな状態を維持してくれるのでしょうか?

フレット頂点の延長でブリッジの高さを見てみます。
うん、これまた良い感じです。
これなら弦高も今時のギターの様に低くセッティング出来そうです。
が、しかし、弦の張力でボディが持ち上げられたり、ほんのちょっとでもネックが反ったりするので、実際はそう簡単でもないですね。

指板が痩せて凹凸が少々目立ちます。
あっ、勿論アイロンによるものではなく、お預かりした時からのものです。
その結果、フレットの浮きもみられます。
リフレットもさせて頂きますが、軽く指板調整も必要そうです。

念の為書かせて頂きますが、とりあえず『アイロンだけで』等も勿論可能ですので、お困りの方はご相談下さい。

ご閲覧、ありがとうございました!!

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