にほんブログ村 ←クリックしてね(^з^)-☆!!
エンストジムニーその後
先日エンストをしてから気が気じゃ無い。
その記事は、こちらからご覧いただけたらと思います。
上の記事で解決と思ったのですが、昨日の朝エンジンをかけると回転数が低い状態です。
低い状態というか、氷点下だというのに通常アイドリング回転数とそう変わらない状態。
また、キンキンに冷えている状態なので暖機後の様な元気がない。
ただでさえ、強いていうので有れば夏場でさえ、始動直後は元気の無いK6A(全部かは分かりませんが、そういう意見が多い)なので、極寒時は言うまでも無いでしょう。
家族は家を出払っていたので、先日の様に道路まで出してエンストで二進も三進も行かない状況になると大変なので、動かす事を避けました。
ドライブレンジではどうにかエンストせずに耐えてはいるものの、バックに入れるとやはりエンストします。
アイドルアップ機構も正常には働いているのですが、オンボロ号なので現状のアイドルアップでは足りていない感じです。バックに入れた時の負荷(バックは油圧が非常に高くなる)がエンジン出力を上回っているのでしょう。回転をあげて操作しようにもATはブレーキを踏んでいないとシフトできません。いっその事、両足運転をマスターするべきか。
冗談はさて置き、、、冷えている時に回転数を上げてやれば良いのでは?
アイドリング調整
冷えている時の回転数アップの話の前に、アイドリングについて少々。
困っている方が多いのでしょうか?
この記事を見てくれている方が多いので、先日の適当アイドリング調整の追記をさせていただきます。
先日は、ISCVの掃除で満足してました。色々いじってるうちにエンジンもあったまって気温も上がってきて、そんな中での適当なアイドリング調整でした。
エンジンが暖まっているので、アイドルスクリューが適当な状態でも良い感じに見えていたのだと思います。
氷点下で冷え切った状態では、エンジンはかかるもののすぐにエンストという状況になりました。アイドリングを下げたいばかりに締め込んでしまったアイドルスクリューが影響したのでしょう。
アイドリングスクリューのある空気の経路はISCVに関係なく吸気すると思うのですが、そこが狭すぎたのかな。ISCV経路の空気だけでは足りずにエンストって事でしょう。ISCVが働いて最大の仕事量をこなし(最大の空気を取り込む)ても、それだけでは足りなかったって事でしょうか?
かと言って寒い状態での調整はNGです。
アイドルスクリューを2回転半くらい戻して、アイドリングを上げて釣り場へGo!
釣り場に到着した時のアイドリング回転数は1500rpmです。
ちょっと高いですね。燃料が勿体ないです。
ここで、ボンネットを開けてISCVを抜いてみても、回転数は変わりません。
アイドルスクリューの空気のみでこの回転数って事でしょう。
抜いた状態で、メーター読み1000rpmまで下げます。
ISCVのカプラーを繋いでもこの回転数は変わりません。
エンジンが十分に暖まっているので、当然の結果でしょうか?
気温は0度位なので、数時間釣りをしたらまた有る程度は冷えるので、帰りにどういう状態かが確認できるかと思います。
そして、釣り!!
雪の中、なかなか良い魚に出会えました。
スチールヘッドの引きは本当に半端ありません!!うそ、知らん。見分けつきません。
こんな寒い時に、こんな山の中に1人でいると、熊が出てきて襲われないかとか、エンジン不調に陥らないかとか、帰りの川渡りで流されないかとか、ハンターに鹿と間違われないかとか、不安は尽きないものです。
で、帰りです。
無事にエンジン始動。アイドリングは1100rpm位。
エンジンはそう簡単には冷え切らないんでしょうか。暖機後の様に全然調子良く。
アイドリングスクリューの調整方法としては、この感じが良さそうです。
今朝の回転数
今朝ももちろん氷点下です。
エンジン始動!!
うん!!やっぱり回転数が低い。
1100rpmくらい。
寒いんでオートチョーク的なやつで上がってくれて良いと思うのですが。
エンストしそう。
試しに、ISCVを抜くとエンストします。
ISCVだとか、電磁弁でのアイドルアップの話じゃないのでは?
オートチョーク
厳密にはオートチョークではなく、ファストアイドル機構とでも言うんですかね?
チョークの場合は、英語でいうと『詰まらせる』って事なので、空気を減らして混合比の濃い状態を作って、うんちゃらかんちゃらだと思うんですが、ジムニーの寒冷時のアイドルアップは簡単にいうとアクセルを軽く踏んだ状況を作り出すというもの。
面倒なので、寒冷時及び暖機の回転数UPをチョークと一緒くたに表現させていただきます。
割と皆さん誤解されている様ですが、ECUでオートチョークをしてる訳ではなさそうですよ。
かなりアナログな感じで回転数アップを図っています。
スロットルボディにこの機構が付いてるんですが、実に分かりやすいものです。
サーモワックスなるものが封入されていて、冷えると収縮して、温まると膨張するというもの。
その温度変化によるワックスの体積変化でピンを出したり、引っ込めたりして、アクセルワイヤーを引っ張ったりしてるんです。
暖機完了時の暖かい時の写真をご覧ください。
丸で囲った部分に隙間が有りますよね。暖まった状態だとアクセルにはなんら影響がないのが分かります。暖まった時のクリアランスを見ておくのも大事ですね。この状態を知らずに調整してしまうと、暖機完了しているのにアクセルを踏んでいる状態になります。
数時間後の状態がこちら。
黄色丸のピストンは完全に縮まっていない様に見えます。
アクセルと、この機構が干渉し始めてますが、アクセルワイヤーを引っ張るほどでもなく、回転数は変わりません。
こちらは完全にピストンが縮んでいる状態です。
今朝、完全に冷えている状態にも関わらず、チョークが効いていないので、500rpmほど回転数が上がる様にネジを緩めました。(8mmレンチとプラスドライバーで調整可能です)
ちなみに、このサーモワックスの部分が壊れると部品単体での購入が出来ないらしく、高額出費の覚悟が必要そうです。
これで冷えている時のアイドリングは1500rpm以上になりましたので、バックレンジに入れてもエンストする事はなさそうです。
暖機完了後はしっかり1000rpmを維持してくれてます。
ですが、これはあくまでもメーター読みなので、信頼度が低いです。
信号待ちではちょっと低すぎるかな?という揺れも感じますので、アイドルスクリューをもう10分位緩めようかな。
あとは、これから更に気温が下がるので要観察。
氷点下20度の時にどうなるか?
にほんブログ村 ←クリックしてね(^з^)-☆!!