ヤマハ NTXのサイド割れリペア

ヤマハのNTX1200Rのサイド割れ補修です。

↑プリアンプは外してます。
ニャンコちゃんに倒されて破損してしまったそうです。
現在、塗装は承っておりませんで「接着と補強なら」と言う事で修理させていただく事となりました。
塗装が必須という事でもないので大丈夫でございます。

遠方の方で、写真のやり取りでお預かりしたのですが、
うっかりしておりました!

ちょうど、ライニング材にそって割れているんです。
「補強はパッチを貼って」と思っていたんですが、そう簡単にはいきません。

電池ボックスの裏は薄板を木目が交錯する様に最初から貼られているので、
その手前で割れはストップした様です。

プリアンプ部分はその補強がないので、開口までピシャと割れちゃっておりました。

段差が出ない様、隙間が出ない様、
接着剤を充填ししっかりクランプしました。

無事に接着出来ましたが、接着だけですと不安です。

そんな訳で、カーボンで補強しました。
グラスファイバー(FRP)でも良いですね。

↑めっちゃ見えにくくてすみません。

これだと、ライニング材が有っても補強が可能です。
音への影響もほとんど有りません。
何よりも再発してパックリというリスクが激減です。


↑隙間も段差もなくなりました。塗装なしでも十分!?

そして、、、
弦を張り直して、アンプの出力も確認して、梱包して完了となりました。

ご用命、ご閲覧有難うございました!!

見てね!!