K6Aジムニー定番の圧縮不良!? 『バルブクリアランス調整』

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K6A中古ジムニー

  1. K6Aの始動不良トラブル
  2. 予測ですが圧縮不良
  3. 北海道の中古車は冬に北海道の中古車屋さんで購入しましょう
  4. 圧縮測定、やっぱりか・・・
  5. 分解
  6. バルブクリアランス調整
  7. エンジン始動〜走行テスト

K6Aジムニーの始動不良トラブル

僕がJA12改K6Aを購入してから9ヶ月が経過しました。
その間のトラブルを全て1つの記事でご紹介させていただきたいところですが、トラブルが多すぎますし、改善済みもございますので、ジムニーカテゴリーから見ていただけたらと思います。

今回はエンジン始動不良についてのアレコレを。

この始動不良は暖かい時期も何度か経験してますが、古い車だから許容範囲とおおらかな気持ちで見ておりました。冬場になりちょっとだけ重症なのでは?と感じる様になりました。現状では『かけかたのコツ』という電子制御車では有り得ない様な方法を覚え、なんとか乗り続けている状況です。
コツとしては、アクセルを開いたままセルを回すのではなく、アクセルを連打しながらセルを回し、かかったと思っても1,2秒はその状態でセルを回し続けます。そこで油断して足を離してしまうとストールしてしまいますので、ある程度(10〜20秒以上)は足の連打をやめてはいけません。

なんだかセルにもエンジンにも悪そうですが、仕方が有りません。
ただ、マイナス5℃より気温が上がった後の始動ではこの動作も不要となりますので、僕にとってはそう頻繁な事でもないのです。けど、通勤で使う方ですとこの時期は毎朝の事になってしまうので、車が心配ですね。

僕の場合は、一度かかってしまうと余程の寒さで長い時間放置しない限りは再始動はスムーズです。

この不具合をめぐり、色々とやりました。
ダイアグエラーコードの出た箇所の部品も交換し正常コードが出ている状態です。
点火系も一通りチェック済みです。チェック済みですが、『多少良くなるのでは?』との思いから、プラグコード、デスビキャップ・ローターは新品を購入済みですが、寒いし根本的な解決にはならなそうなので重い腰が上がらず・・・。

色々やった結果やっぱり『圧縮不良?』

当初から懸念して点でしたが、考えない事にしていたんです。

ヘッドだけ降ろすにしてもオイルパンとかオイルポンプとか色々外さないと無理なんです。

しかもJA22って手を入れる隙間も少ない!!
JB23のエンジンルームが羨ましく思えるほどギュウギュウなんです。


予測ですが圧縮不良

始動、アイドリングに影響しそうなセンサー、パーツは一通り確認しました。
ひょっとして?と考えECUもMT換装用に用意しているものを使ってみましたが、結果は変わらず。

やっぱり圧縮不良なのではなかろうか?

JA22を含め、K6Aエンジンは2番の排気バルブの不具合が多発している様です。
これなのかな?と残念に思う一方、ピストン、シリンダーは無事である事を願うばかりです。
僕の場合は、暖気後はすこぶる好調なので、重症化には至ってないと信じてますが・・・。

ここの排気バルブは本当に怪しい。先日書いた駄目元対策以降はプラグ焼け良い感じですが、それまでは2番だけが真っ黒な状態でした。

圧縮を測れば一目瞭然なのですが、コンプレッションゲージは持っていません。
近くのお店で購入しようかと思いましたが高い。
それで結局は海外通販で購入に至りましたが、届くのに下手すると1ヶ月くらいかかりそう。

その間はお勉強です。

ずぶの素人なので、全て勉強なのですが、これがなかなか面白いんです。
暇が有ればサービスマニュアル読んだりしてます。

で、圧縮不良だとしたら、まずはやってみたい事が有ります。
楽な方から試した方が良い!

バルブの損傷だと通用しない方法ですが、ひょっとしたらただ単にクリアランスが変わってしまっただけではなかろうか?
タペット調整すればOKという状況だって無い話ではなさそうです。

だがしかし、このK6Aってエンジンは僕が触ったことのあるエンジンの様にロッカーアームが有りません。ロッカーアームが有ればナットの締め込み加減で簡単に変更可能ですが、K6Aはカムがタペットを直接押す格好でバルブの開閉をしています。
で、タペットとカムとのクリアランスは一枚680円もするシムで調整します。
何よりも面倒でうっとうしく思うのが、ヘッドカバーをバラしてクリアランスを計測してから発注しなければならない点です。部品を揃えて『やるぞ!』という感じにならない点は非常に嫌。何十種類ものシムがあるので一通り揃えるって訳にもいきません。
不要なシム返品・返金システムでも作っていただきたいものです。

どうして調整?ですが、経年でのバルブの減りやカーボン噛みなんかが有ると思われますが、見逃してはいけないのが金属の膨張率です。

アルミと鉄の膨張率は違います。
エンジンが−20℃でカチカチに冷えている時と、暖気後では随分と変わってきます。
氷点下が珍しい地域とは単純に比較出来ないほど油脂類等の条件も違ってきますので、条件でいうと更に北海道は過酷なんですけどね。(逆に熱の心配は少ないかも)

アルミと鉄(炭素鋼)の膨張率をみてみましょう。
10cm長の物質が−20℃から60℃まで変化したとします。(実際はもっともっと高温です)
鉄は0.087mm長くなります。
アルミは0.184mm長くなります。(計算サイトで計算)

サービスマニュアルのタペットのクリアランスは冷間時0.20mm、温間時0.25mmと有りますが、範囲内の最大値にしておいた方が良さそうですかね。
走行中のパーツの温度の違いによる膨張率からクリアランスは算出されていると思いますが、始動から走行中までどの状態でもバルブがバルブシートにしっかりと当たってる事が大事なのかと思われます。

あったかい時期に合わせて、そこからさらに多少の狂いが出てきていたりしたら、このくそ寒い時期には閉じきれないって事も想定されませんか?(バルブが減って小さくなってるって事も有る様ですが、これは面倒なので考えたくない)

メーター水温計が動かないまでも、有る程度アイドリングで放置し暖まった後の調子が良いって事はクリアランスが狂ってるって事は考えられないでしょうか?(春秋の朝一の元気が無いのもこれが関係してるかも)

とりあえずは、コンプレッションゲージが届き次第測ってみて、バルブクリアランス調整をしてみたいと思います。

これで調子が良くなっても、いずれは割らないとダメかと思われますが、MT換装を早くやりたいのです。


北海道の中古車は冬に北海道の中古車屋さんで購入しましょう

旧型のジムニーは、車好き、メカ好きの素人が色々と覚えるにはとっても良い車なのかもしれません。
ただ、ノーメンテで乗りたい方には古い型はお勧めできません。
JA11や22でもしっかりした中古はかなり高額ですが、自分で整備する苦労や結局はかかってしまう部品代、時間を考えると決して高くないのかも知れません。
冬場の寒い日に現車を確認して購入すれば、少なくとも今回の様なK6A排気バルブによる圧縮不良はないと言えるかと思います。
ただ、北海道は広いですからね。函館で大丈夫でも、ここ北見とか最近話題の陸別町なんかではダメな場合も有りそうな気がします。

圧縮不良が確定した訳ではないですが、マイジムニーはマイナス5℃位なら問題無い事が多いので、何れにしても気温と調子は関係してくる事と思います。
極氷点下の重なる悪条件で調子が良い車を選びたいものです。

例えば、ネットークションで状態の良さそうな格安な車が東京にあったとしても、それが果たして北海道でも調子が良いのか?というところ。

古い車は地元の信頼の置ける車屋さんから冬に購入がベストかも知れませんよ。

ちなみに、マイジムニーは現状販売特価でしたので、全く不満に思う事なく楽しくいじらせて頂いております。

現状販売は、読んだままです。

翌日壊れても文句は言えないという理解が必要です。

そうそう、、、僕は自分の車をこうして紹介してますが、あくまでも自己責任です。
決して、この素人整備をお勧めしているものでは有りません。


圧縮測定、やっぱりか・・・

仕事はちゃんとします。
昼間車をいじった分は夜で取り返します。
なので、『遅い!はやくしろ!!』とか言わないで下さい。

今日だって、ノルマとして決めたレスポールの指板作りを終えてからやりました。
このブログを書き終えたらポジションマーク入れます!!
なかなか細かくて時間のかかる仕事ですが、好きなんですよね。こういうの。

で・・・仕事をしていると郵便局のバイクが来ました。(寒い中、本当にお疲れ様です)

届きましたよ!!
コンプレッションゲージが届きました。

送料込み2000円とは思えない充実した内容!?
一生で何回使うのだろうか?ま、いいさ。

プラグコードを外し、プラグを外し、インジェクターのヒューズを外します。
15Aのヒューズがインジェクターのヒューズ。

ゲージをセットしてクランキング。寒いから重たいな・・・。

1気筒と3気筒は同じ位。

問題に思っている2気筒は、、、やっぱり低い。

正常と予想していた1、3気筒も低い!
気になる!
完全暖気には程遠いですが5分くらいアイドリングした後に計測しました。
この時、このままとりあえず乗れる状態に戻すか、このままばらすかを躊躇していたので、1番気筒のみの計測となってしまいましたが10kありましたので大丈夫かと思われます。
一発目は、冬場の北海道でオイルも硬いし、バッテリーも元気ないし、やっぱりサービスマニュアル通り『完全暖気後』の測定がよろしいでしょう。

今回の場合は、とりあえず2番の排気漏れ(未確定ですが、だと思う)を確認したかっただけなので、他の気筒と差が出ればOKな訳です。
いや、全部バッチリだったら一番だったんですが・・・。

けど複雑な気持ち、、、燃料系も空気系も点火系も、自分なりにそこそこ納得いくまで見たので、残すは圧縮かな?と思ってましたので、「まぁ良いんだか悪いんだか」という感じです。

車の調子からして、完全暖気後に測定すると2番もそこそこ(どの程度かは???)の圧縮が有ると思うのですが、何回もつけたり外したりは大変ですし、寒いし、手も汚れるし、お腹もすくし、とりあえず戻さずタペットカバー開けます。


分解

昨日、実は分解までしました。

インタークーラー外すと随分とスッキリですね。

配管等を外し、タペットカバーを外します。
初対面!!
想像以上に綺麗!!
購入時の情報が正しければ、このエンジン(元はF6A)の累計走行距離は80000kmほど。
「前オーナーが整備士さんで、しっかり整備もしていたはず。」との事でした。
整備士さんって事は、状態からバルブ交換を予想して手放されたのかな?なんて想像もしてました。

オイル管理なんかをしっかりされていたのでしょう。本当に綺麗。

カバー裏は多少なりともブローバイで汚れてますが、これでも綺麗な方ではないでしょうか?

気になる2番の排気バルブクリアランスを測定。
隙間ゲージを入れようにも、僕の持っている最小サイズ0.02mmすら入りません。
0.2mmが適正値です。

夕方でしたし、寒くなってきたし、お腹もすいてきたし、指板作りを進めたかったですし、デブって着れなくなったファイターズのTシャツで養生。(まだ同じの一枚持ってますのでお許しを)


バルブクリアランス調整

起きてからすぐに取り掛かります。
SSTがあればすんなりシムを取り外せると思いますが、マイナスドライバーでもなんとかなります。
コツとしては、かなりやりにくいですが、外側からリングを押して、シムを内側に取り出す感じ。
2箇所やりましたが、結構面倒。
全部やるならヘッドを下ろした方が絶対に楽です。ただ、ヘッドを下ろすとなるとオイルパン外して、オイルポンプ外してと手間は増えます。
うーん、微妙ですね。
いつの日かここのバルブ交換をしなければならない日が必ずおとずれると思いますので、その時は全部やろうと思います。

外したシムです。

このシムより0.2mm弱薄いものを注文すればOK!!

なのですが、、、

バルブ交換もいずれは必要になりますし、その時にはまた別のシムが必要になります。

削っちゃえ!!

0.01くらいの隙間はあったと思うので、この位でOKっしょ。
ベルトサンダーで削りましたが、なかなか削れない。
たかだか0.2mm削るのに結構な時間をかけました。
ムラなく均等に削れましたよ。
とりあえずの、一時しのぎです。

装着して、測定。
0.2mmがキツキツで入る感じです。
よく、羊羹を切るような手応えって言いますが、まぁ近い感じかな。

同様にほんのちょっとだけ狭いかな?と感じた3番の1箇所をやってシム調整は完了です。

他は規定値からズレてる感じも有りませんでした。


エンジン始動〜走行テスト

組み立てる前に、まずは圧縮を測ってみます。
まずまず、良い感じ。
昨日の結果から、エンジン暖まって氷点下20℃でカチカチになってるオイルとか柔らかくなるともうちょっと上がるのではないでしょうか?

雪がぱらついてきたので急いで組み立てます。

そして、エンジン始動!!
ドキドキ!!

ちょいと煩いので、ご勘弁下さい。

無事かかりました。
いつもの朝一はアクセルパタパタしないとかからなかったんですが、それをせずに無事に始動。
非常に嬉しい。
ただ、いつものアイドルの落ち込みは完全には回復しません。
どうにかエンストせずに耐えたという状況ですが、今までに比べるとかなり良い。

嬉しいついでに近所の高速道路を走ってきます。

おー!調子が全然違うぞ!!
オンボロミラジーノからの乗り換えだったんですが、昨日までの状態でもそれよりは速く、軽くは感じてたんですが、違ったんですね。
納車直後に『ジムニーってこんなもんだっけ?』と思った記憶が蘇ってきました。

ひょっとして?
ひょっとする?

ひょっとした!!

停止してエアコンを入れて風量全開にして走り出してみましたが、全然普通に走ります!!
これには感動!!

たかがバルブクリアランス、されどバルブクリランス。
たかが0.2mm、されど0.2mm。

アイドリング時のエンジンブルブルもなくなりましたし、
メーター読みも1000rpmを切ってる感じになりました。

Dレンジアイドルアップも良い感じですし、A/C VSVも良い感じ。

かなり充実した気分ですが、これがどの位持つのかな?という不安は付きまといます。

いずれはエンジンオーバーホールも視野に長く乗れる様に可愛がって行こうと思います。

もう一度圧縮測定する予定でしたが、ちょっと億劫になってしましたので、このまま春を待ってMT換装!!

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見てね!!

コメント

  1. 厚木のノリ より:

    K6Aの シム削って調整したと書かれております。 熱処理を浸炭処理しているので、削るのはお勧め出来ません。硬さの有効深さが0.1くらいから0.7くらいまでの保証ですので、浅い焼き入れの場合 すでに母材硬度まで柔らかくなっており、今後早期摩耗の危険性大です。最悪削った方をカムに当たらな側に組んで下さい。

    • YuaryGuitars より:

      コメント有難うございます。またご説明も有難うございます。
      とりあえずの一時しのぎでした。
      その後、バルブ交換時にシムも交換しております。

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