JA22ジムニー オルタネーターのオーバーホールとテンショナーベアリング交換

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シュイーーーーーン

エンジン始動直後の『シュイーーーーン』と『カラカラ』が混ざった様な音がオルタネーター付近から聞こえます。
数分間のアイドリングでほぼ無音状態になるのですが、山奥で(いや、川のほとりかな)トラブって帰れないなんて事は避けたいですよね。
ベアリング焼き付いてベルト切れてプーリーに巻きついてとか、発電出来なくなって途中で不動になるとか、僕は小心者なので不安要素がとっても嫌い。

その反面『なんとかなるさ!』という性格でも有るので良い感じにバランスしてる?

知らんですよね。

本当は暖かい時期に整備はしたいのですが、暖かい時期は遊びたいからこの時期になります。
北海道って不便です。
今日なんて氷点下20度ですよ!!
それでも休みなんで、、、やると決めてたんで、、、


開始!

暖かくならないかなぁ・・・。
あまりにも気温が低すぎて朝から手を付ける気がしません。

いただきもののマンデリンを挽いてドリップしてまったり。
とっても美味い!

で、9時半くらいでしょうか。
15時過ぎると陽も落ちて冷え込みが激しくなってきますので、さっさとやります。

まずはバッテリーのマイナスを外します。バチッ!とか嫌ですし、最悪壊す可能性も有ります。もっと最悪はエンジンがかかって大怪我の恐れだって有るかと思います。
この基本は守りましょう。

オイルレベルゲージを外せばテンショナーは割と簡単に外れます。
テンショナーを外したらベルトをオルタネータープーリーから外します。
(手が汚いので写真が少ないです。)

オルタネーターは簡単には外れなさそうな気配。
インタークーラーからスロットルに繋がる配管は見るからに邪魔ですので外します。
こんな感じ。

3本のボルト(12mm)でオルタネーターは取り付けられてますが、それを緩めるのもちょっと大変な上に、フリーになったところで出てくるスペースが有りません。
エンジンフック兼オルタネーターブラケットになってますが、そのフックも外さないと無理ですが、ここは大変ではないかな。
オルタネーター横の配線束をずらせばどうにか出せるスペースは確保出来そうですが、それは僕には面倒。電気配線って下手にいじると切れたりと面倒です。寒くてガチガチだし。
ラジエーターホースを外しても出せそうですが、その後の冷却水の問題が大変。
スロットルボディを外すのが一番簡単で後始末も楽そうです。(30ccくらいクーラント漏れます)

スロットルボディを外して、コネクターとB端子を外して、、、
すんなり出てきました。


プーリーが外れない

予想以上にプーリーが強い力で閉まってます。固着してる?
12Vインパクトでは全く歯が立ちません。

プーリーホルダーレンチ&ソケットレンチでもうんともすんとも言わない。

プーリーにブチルテープを巻いて、フューエルストレーナーのブラケットを使ってがっちり固定して、叩こうがわめこうが緩みません。

困った・・・。

友人に電話をして24Vのインパクトを貸していただきました。

24Vすげ!!

10秒くらいダダダダダダダダダと言い続けましたが、するりと緩みました。

強力なインパクトが有ればプーリーを手で掴むだけであっけなく外れちゃいます。

寒い・・・

急げ!!!


オルタネーターオーバーホール

ベアリングプーラー使って、回転抵抗がほとんど無くちょっとゴロゴロしてるベアリングを1個だけ交換しました。シュイーンの犯人かと思います。

一個だけってのは訳が有ります。

『このオルタネーターパーツリストのやつと違うじゃん!!』
買っていたリアベアリングが合いません。
けど、リア側はダメになってる感じはないのでひとまず安心です。

なんか、嫌な予感。

的中。

ブラシも違うじゃん!!

買ったものを無理くり使おうかな?とも思ったんですが、削ってサイズ合わせるのも大変ですし、かえって不安要素を増やすだけだと思いそのままの状態で元に戻します。
半分くらいは残ってますので何万キロかは乗れるでしょう。

オーバーホールと書きながら、ベアリング一個のみの交換で終わってしまった。
何とも不完全燃焼。

リベンジ!!

と言いたいところですが、レクチとかレギュレーター外したりとかコイルの先っちょ伸ばしたり曲げたりとか、難しくはないですが結構面倒です。

それに、互換品と思われるので、注文するにもパーツ番号も分かりません。


リビルトオルタネーターと僕って・・・

次回は間違いなくリビルトオルタネーターを買います。

こんな金額で買えます。リビルト買いましょう。

オルタネーター リビルト カプチーノ EA21R 31400-50E11

価格:12,706円
(2019/1/30 17:15時点)
感想(1件)

で、僕は、なんてバカなんでしょう。。。
このパーツ番号と僕のパーツリストを照らし合わせると。。。

F6A用のオルタネーターのベアリングとブラシを注文していた!!

今こうしてブログを書くまで気づきもしなかった。
これはリベンジも有りかなとも思いますが、やっぱり面倒なので次はリビルトを買います。

残念極まりない。
自分が。
頑張れ自分。
どんまい自分。


テンショナーベアリング交換

テンショナーのベアリングもやっぱりダメでした。
開けてみるとこの通り。

これまたグリスの抵抗なくシャラシャラ回りました。

6909DU2というベアリングが入ってますが、ちょっと特殊な様で通販サイトでは探せませんでした。

回転抵抗軽めを重視し、僕は非接触両面シールの6909VVってのを使いました。
接触型の6909DDUというのも買いましたが、手で回した感じは明らかに重いです。
※NSK品番です。

ハンマーとレンチのソケットとマイナスドライバーが有れば999円で交換可能ですが、結構大変。けど、純正テンショナーの1/10の価格なので費用対効果は大きいかと思います。
それに比べるとオルタネーターは微妙です。工具がそこそこ有る人なら良いですが、ベアリングプーラーとか持ってない人ならかえって高くつくかも知れません。

急いで組み立てて、無事にエンジン始動しました。
異音も消え、電圧も問題なくバッチリなんですが、自分の発注ミスでブラシ交換が出来なかった事が今となっては悔やまれます。

まぁ、これで当分安心です。

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