先日電気系の故障でご紹介させていただきましたキラーのベースですが、『どうせなら!』というオーナー様の思いで、ネックのリフィニッシュをさせていただく事となりました。
水没?と前回の記事でも書かせていただきましたが、指板面の形が微妙に歪んでいたり、フレットから水分が染み込んだ様な筋状のシミも確認できます。やはり、雨の日ライブ経験有り?
本当はフレットを抜いて指板面を削りたいところですが、何せオーナー様がプレイヤーではない(ほとんど弾かないという意味です)ので、そこを提案させてもらうのも如何なものかと考えちゃいます。
剥がれてシミになった部分、元の傷の様なもの、波打ちの様なものを、フレットの打ってある状態で、出来るだけ綺麗に進めさせていただきましょう。
相当地道な作業です。剥がれる分は勝手にはがれるくせに、剥がしたい時には剥がれないものですよね。こういうのって。
慣れていないのもあり、試行錯誤し、ここまででCD1枚終わりました。
頑張った!!とりあえず、剥がしは完了!!
画像ではわかりませんがフレットタングの凸凹にそったシミと、深めの傷が消えません。
ですが、塗装してしまって、さらに弦を張ってしまうとほとんど気にならないと思います。
ヘッド部分はロゴも有りますので剥がしませんが、他は全剥離となりました。
このベース面白いのがトップのみグロスで、他はサテンなんです。
なんかいいっすね。
色合わせも肝心になりますが、ナットが有るだけで施工側としては大分気分が楽です。
この後、着色〜数回のクリア吹き付け〜バックサテン仕上げ〜トップ磨き上げ〜フレット擦り合わせ(塗装剥離も兼ねる)となります。
実は、ほぼ完了に近づいてますが、次回にします(笑
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