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アコギピックアップの各所両面テープ
アコギのピックアップの配線のほとんどは両面テープの止め具を使用しております。
あれ剥がれますよね。
後付けのアクティブピックアップのバッテリーボックス(袋)も両面テープ止めです。
うちで取り付ける際には、可能な限り不要物を取り除き、しっかりと貼れる様にしておりますが、配線にしろバッテリーにしろ重さがあります。
使用状況や環境で剥がれてしまう事もしばしばございます。
自然現象ですので、仕方がございません。
リペアのついでなんかでしたら勿論サービスでやらせていただいておりますが、この件の単独でのご依頼は多少なりとも工賃が発生してしまいます。
僕も申し訳なく思います。なんか、こんな事でお金を貰う分けには・・・という思いも有りますが、職業ですのでそうもいきません。
そして、実は結構多い。
後付けのピックアップに限らず、大手メーカーのものだって同じです。
対処法
そんな訳で、ご自身でやってみてはいかがでしょうか?
一回やってみると簡単です。
だって、こんな事に工賃は勿体無いでしょ?
ひょっとしたら弦だって切れるかも知れません。
替えたばかりのエリクサーなんかだったら本当に勿体ないです。
弦交換のついでにいかかがでしょう?
使う両面テープはVHBアクリルフォームの物が良いかと思います。
止め具やバッテリーのマジックテープを貼るのなら、0.8mm〜1.5mmくらいが良いでしょうか?まぁ、あんまり気にしなくてもOKです。
3M VHBテープ A-633 /テープ厚:0.8mm/19mm×10m/スリーエム/両面テープ/超強力 価格:1,458円 |
超強力等と書かれているスポンジをサンドしたものは使わない方が良いです。
あれは、のり面だけが残ったりと大変な事になります。
VHBテープは各種・各厚さがホームセンターに売ってますので買いやすいですね。
で、配線留め具の位置ですが、下画像をご覧下さい。
うちで取り付けたものを例にあげますが、トップにもサイドにも触れない様に、ほとんど場合サイドに一箇所、多くても二箇所です。
太い黒矢印をご覧下さい。
手をつっこんで、左右に動かしてみてください。
左右どちらにも大きなたるみが出なく、張りすぎる事もなく、トップやバックにも触れず、良い感じにバランスする位置があると思います。
そこが貼り付けポイントです。
この止め具を何箇所にも使ってしまうと、止め具間の配線がサイド板とつかず離れずの関係になりビビリ音を発しますのでご注意ください。
また、バックなら良いですが、トップに貼り付けてしまうと鳴りを殺す事にもなりますし、嫌な共振の原因にもなりますのでそれも避けましょう。
バッテリーのマジックテープは本当に剥がれやすいのですが、かなりの重量なのでテープだからと割り切るより仕方が有りません。
サウンドホールから取り出して交換をするので長いと思います。
あまりに長い配線の場合は電池とホルダー間にくるくると巻いてから袋に入れるとビビり発生には効果的です。
電池は金具をねじ止めで付ける事も可能ですが、部品の調達も面倒ですし、案外簡単では有りません。
簡単なのは、両面テープの上からタッカーを二、三発くらい打つと良いです。これなら外した際もほとんど目立ちません。
アコギの両面テープ剥がれは、日常メンテナンスと思えば気持ちに楽になるかと思います。
どうしてもやりたくない!!金はある!!って方は是非ともご依頼ください。
僕は嬉しい。
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