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エンストジムニー
昨日の夜寝ながら、昨日書いたジムニーの不調の事を考えてました。
昨日記事はこちらです。
寒くなって不調と書きました。
エンスト後はエンジンの再始動が困難で、家族に駐車場まで押すのを手伝ってもらったんです。
エンストまでの流れとして、『エンジン始動→すぐにドライブへ→バックへ→エンスト→不動(再始動まではバッテリーが悲鳴をあげる位セルを回しました)』
といった具合です。
ベッドに入り、色々考えました。
夏にもそういえば有ったな・・・。
始動後間髪入れずにドライブに入れる事でエンストした事が数回ありました。
今朝、起きて同じ事を試すと、ドライブ入れると極端にアイドリングの回転数が落ちる事に気がつきました。昨日は燃料の流れが悪いなんて楽観視してましたが、そうでもない様な気がします。
一番の原因はオートマに有りそう?
エンジンとミッションを繋ぐと負荷がかかるのは当然なのでしょうが、そこがちょっと過負荷になっていて繋ぐとアイドリングが急激に落ち込んでエンストという事でしょうか。
もちろんそれには各種油脂類の氷点下・低温時の粘度の関係や、エンジンが冷え過ぎていて元気がないなんて事も関係するでしょう。
やはり寒い季節になると顕著に現れるのかな。
オートマとなると厄介なので、他の原因で有って欲しいとアイドリング制御をまずは見ていこうと思います。
JA22のISCVの場所
アイドリングと今回のエンストに関係しそうな電磁弁を見ていきます。
上のピンク丸にはATミッションを繋いだ時に回転数を上げる弁と、エアコン使用時に回転数を上げる弁が有ります。
スロットルの裏側にはISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)が有ります。
右がエアコンアイドルアップVSV、中央がDレンジアイドルアップVSV
この三つのバルブが動作しているか確認しました。
各正式名称は素人なので分かりません。伝わる名称で書かせていただきます。
エアコンVSVはなんとなく動作している様です。エアコンONで微妙ですが回転数が上がります。(後日調整が出来る事を知りました)
DレンジVSVはあんまり回転数が変わらない感じがします。(確認にはジムニーの裏技が使えます。トランスファーをニュートラルにしてドライブレンジに入れてエンジンルームに行き、このカプラーの抜き差しをすれば機能しているかが分かります。)
スロットルボディ下の本家(?)ISCVはなんとなく変わってるかな?微妙?という感じ。
ISCV清掃
ウインドウ側の二つは簡単に取り外せますが、ISCVはなかなか厳しい場所に有ります。
鏡を入れてみると、こんな感じ。
かなりみにくい。すみません。ラベルが貼られているものがISCVです。その横に12mm頭のボルト一本で止まってます。
取り外したら清掃です。
分解したい衝動にかられますが、ぐっと我慢。
分解時に金属蓋が貫通しているプラが折れそうな構造です。
今度予備を入手したら分解してみます。
パーツクリーナーとエアで清掃。
実は清掃前に穴を口で吹いてみたらどっちかが通ったんです。(そんな気がしただけ?)
清掃後は一方通行になり、人の口では弁を動かす事は出来ない状態になりました。
かなりのススが出てきましたよ。
けど、中にバネが入ってるらしく、そのバネが復元しなくなる事により不具合を起こすというお話も。バラしたい・・・。
エアコンISCVは白い部分を回して流量を可変できる構造ですね。
掃除後の調子は?
掃除後、全てしっかり動作している感じです。
抜き差しで回転数が変わるのでOKとしましょう。
清掃前、アイドリングが不安定とはそれほど思わなかったのですが、明らかにアイドリングが安定したのが分かります。アイドル時もタコメーターの針がほとんど動かない状態になりました。
うん、これでバッチリ!
排気ガスがガソリン臭くなくなったので(それでも臭い)、空気が増えて良い燃焼をしているのだと思ってます。しかも、マフラー出口に水がついてる!!良い燃焼で出た水なのか、朝露なのか真実は分かりませんが、フィーリングも明らかに良くはなっていると思います。
うん、これでバッチリ!!
とはいきません・・・。
ATを繋ぐとやはり回転数が落ち込みます。
DレンジVSVでわずかに上昇(おそらく100rpmも上昇してない)はするのですが、それ以上の落ち込みが有るので、改善には至らない。今はエンジンも暖まってるし、今日はそれほど寒くないのでエンストには至りませんが、恐らく氷点下20度では無理でしょう。
通常時のアイドリングが安定したので、ひょっとしたらこれでエンストの解決になるのかも?という僅かな望みはあるものの、こうなったら強硬手段!!
強硬手段
僕、エアコンは使いません。
エアコン使うとイライラする位パワーが出ないんです。
やっぱり、どこもかしこも耐用年数を超えているって事でしょうか。
エアコン使わないのだったら?
そう、そうです!!
エアコンVSVが機能すると、タコメーターの針でハッキリ分かるくらいの回転数上昇が見込めます。
このVSVをAT側にしちゃえ!!
アイドリングから、シフトしてもアイドリング回転数を保つ状態になりました。
僅かですが、アクセルオフでも通常の元のアイドリング回転数まで落ちない事になります。
結果、エンブレなんかにも多少ですが影響は有りますので、決してオススメするものでは有りません。
とりあえずの一時しのぎです。
決して参考にしないでくださいね。
時間の有る時にでも、カプラーを戻してECUのリセットもしてみます。
今後の課題
スロットルにはアイドル調整スクリューが有りますよね。
このジムニー、そこを結構いじった形跡がございます。
本来は付いているブランクキャップもついていない状態ですし、ドライバー傷も有りますので間違い無いかと思われます。
ATを繋ぐ事による回転数の落ち込み故のエンストを回避するためにアイドリングも高くしていたのでしょうか。(1500近くでした)
で、ISCVの差し替え後に、このスクリューでアイドリングを下げました。
けど、ここもむやみやたらに弄るとダメだと思うのですが、万全の状態、出荷時の状態がわからないので、気にせずにいじる。
ここで調整してもECUが補正しちゃうから意味がないのかな?
その辺も謎です。
現状のアイドリングはメーター読みで1200rpmくらいですが、もう少し下げたいですね。
メーター自体が信頼できないのと、メーター読みで1000rpm以下にするとPに入れるとエンストする事が有るので、とりあえずこれで様子みます。
サービスマニュアル欲しいです。
F6AからK6Aへの換装車なので、セッティングが微妙なのかな・・・。
補記類がF6Aのままの場所とかも有るのかな・・・。
エンジンスワップも詳細が分からないと、あれもこれも疑心暗鬼です。
追記:気になって仕方がないので、上の強硬手段で入れ替えたカプラーを元に戻してリセットしてみました。その結果、エアコン連動のアイドルアップ程ではないですが、ギヤをバックに入れた際も無負荷通常時のアイドリング程までアイドルアップします。その状態でカプラを抜くと回転数が落ち込みエンスト寸前のノッキングが発生します。今回清掃した三つのバルブは無事に機能している事が分かりました。また、アイドリング時にISCVカプラを抜くとアイドリングがガクッと下がりますが、これはアイドルスクリューの調整で大きく左右するところかと思います。しっかりとしたセッティングかは分かりませんが、ISCVがしっかり機能してる事は分かりました。暖機完了アイドリング時の回転数はメーター読み1200rpm(メーターが正確かは分かりません)で安定しております。
更に追記:こちらにその後がございます。
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