ギルドといえばStarfireというイメージが強いのは僕だけでしょうかね?ロック、ブルース、ロカビリーのイメージでしょうか?
CE−100Dというギターも相当な名機ですね。
こちらはジャズギターとして使われている方も多いでしょうか?
ギルドという会社は、52年にニューヨークエピフォンのクラフトマン方により立ち上げられたブランドらしいです。その5年後にはエピフォンはギブソンに買収されたのも有名なお話ですね。ちなみに現ギルドはFender傘下でしたっっけ?
今回メンテナンスをさせていただくCE−100Dはニュージャージー工場製なので、54〜69年製という事が分かる様です。シリアル調べるとしっかりとわかるのでしょうが、それはしません。
さてさて、メンテナンスを。
箱物は結構気合いが必要です。長丁場を想定しなければなりませんしね。
現状ですが、
まず、スイッチがガッチンガッチン。ジャックがゆるゆる。ポットの配置が元々なのか、改造されたものなのか、一般的な配置ではなく少々混乱します。あとポット全てにガリ。その辺りを修復させていただきます。
スイッチは動きが悪いですし、接点が真っ黒ですし、再発されても困りますので新品に交換させていただきます。ポットのガリは埃が原因の様な雰囲気ですので、埃を除去し接点清掃でなんとかなりそうかな?ポットの配置変更は極力、線材の変更も延長もしない方向で進めていきましょう。ピックアップの穴が有るとは言え、兎にも角にも気持ちを落ち着けての作業が必要となります。イライラしない様にという事です(笑
箱物は通常のギターよりも工賃は張りますが、イライラ絶頂でギターを放り投げる前にご用命いただけたらと思います。