ベースアンプ『ORENGE BASS TERROR』のちょっと修理と、ランプ交換の危険性

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ランプが点かない

パイロットランプが点かない!!
アンプでは案外多い現象です。

僕が思うには、振動が原因かと思います。

ランプホルダーが振動しやすいのではなかろうか?
先日もの同様な症状でBASSMANを見せていただきましたが、やはり振動が原因でした。

電源を入れたら点くけど、音量を上げると点いたり切れたり。

これは振動が原因の事が多いかと思います。

形状的にも振動しやすそうな物が多かったりもしますね。


ベーステラー、ランプ交換

オレンジのベーステラーが『点かない!』って事です。
お客様は「鳴るし、ランプが切れてるだけじゃ?」と購入店にもご相談されたらしいのですが、「他が壊れてる可能性が高いので、メーカー送って〜・・・」と時間もお金もかかりそうな感じだったそうな。
どこか壊れていた場合は、確かにメーカー送りが一番です。
確実ですし、故障箇所の基板とかも新しくなりますし、価格的にも安心な場合が多い様に思います。

(最近は置き場の関係や未修理のアンプが数台ある為、アンプの修理は承っておりませんが、「他は良いので、ランプ部分だけ見て欲しい」との事でしたし、小さいので喜んで承りました。ご用命有難うございます)

ランプ交換してみます。

が、ランプ交換しても点きません。

回路図(TB500という似てるモデルの)を見ると一般的なアンプと同様に、パイロットランプと真空管ヒーターの電源(6V)は共通です。空冷ファンもトランス的には同回路ですが、こちらは12V。12Vを三端子レギュレーターで6Vにしてランプとヒーターには使われてる感じです。
やはり、ランプ周り以外は考えにくいですね。

ホルダーは大丈夫そうです。

おや?端子の接触がイマイチ。
直ぐに見つかってよかったです。ハンダづけして無事に完了!!
電圧も測りましたが、しっかり6Vです。

「点灯すればなんでも」「急いでる」との事で、在庫でございました白熱球をつけさせていただきました。元はLEDです。

無事点灯。

LEDから白熱球はちょっとだけ注意も必要なんです。
トランスのヒーター回路に余裕が有るか?が重要になってきますが、今回は電力消費がそう変わらない小さな物への交換ですので、問題にはならないかと思います。

ダメ元でトランスを確認してみましたが、やはりスペックは調べられませんでした。
が、ヒーター回路の保護として2Aのヒューズが入ってますので、そこそこの余裕は有るのかと推測できます。フィラメント球への交換で0.05A大きくなったところで許容を超える事はないでしょう。(ランプと真空管x2とファンで1Aに満たないくらいかと思います)

しかし、むやみに大きなランプへ交換する事はやめといた方が得策です。
今回使った1W白熱球ですと、せいぜい0.15A位ですが、同サイズの8W球とかも世には存在してたはずなので、そういうのを入れるとアウトですね。
このアンプですと、前述の通り、ヒーター回路になんらかの異常(消費電力の大きなランプへ交換の場合は過電流)が有るとヒューズが先に飛ぶと思いますが、ヒーター電源には保護回路が組まれていない事も多いので、ランプの選定にはご注意ください。

ご用命、ご閲覧有難うございました。

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