本日、公立高校の出願状況が発表されました。
ピンクで囲った部分が定員オーバーとなっています。
まずは普通科を見てみます。
常呂高校はかなり距離が離れていますので、子供には通学が難しいのでしょう。
現実的に考えると常呂在住の方が通う感じでしょうかね。
市内の子の通学圏内で見る3校全てには倍率がついています。
1.0倍となっているところも有りますが、実際には1.05倍程になりますね。
次は工業高校を見てみましょう。
やはり専門分野という事も有り、興味・関心が無ければ受験を希望しないのでしょうか。3科全てで定員が割れています。将来の夢(例えば建築士だとか)へ直結する子供達には最適な学校かと思います。
しかし、「将来の事なんかまだ考えられない」という子(僕もそうでしたが、大半はそうかな?なんて思います)には、工業高校というのは未知なのかも知れません。
逆に考えると、これ程の子供達が工業高校を選択したという点が素晴らしくも感じます。
めちゃくちゃ個人的な感想です。
はい、次は商業高校を。
2/3科で定員オーバーです。1科も割れているとは言え1名のみ。
商業科に至っては1.5倍!!最高倍率となってます。
留辺蕊高校は総合学科ですので、選択肢に入れなかったという子供たちも多いのでしょうか。通学を考えても少々遠いという事も有ります。僕は留辺蕊方面によく釣りに行くので『すぐ側』という感じですけど。
客観的に見るとそんな感じです。
が、しかし!!
そうも言ってられないのです。
うちの釣りバカ息子が受験生なんです!!
釣りバカ息子なので、「留辺蕊、訓子府、置戸の高校に通って、学校帰りに釣りをするってのも有りだね」なんて話もしてはいました。
しかし、現実問題はやはり通学です。
雨の日も、風の日も、雪の日も、吹雪の日も、、、通うのが当たり前です。
学校が好きな子なら苦にはならないのかも知れませんし、億劫でも頑張れるのでしょうが、うちの子は誰に似たのか学校があまり得意では有りません。
遠いというだけで足が遠のいてしまいそう。行きたくないって言いそう。送ってって言われそう。(夏なら釣りして帰ってこれるけど)
僕が高校生なら、おそらくそんな感じになるのではないだろうか?
近いなら惰性で3年間を乗り切る事が出来るかも知れませんが、遠いというだけで難しく感じる事も想定しておかないといけません。
出願変更というシステムが有ります。それってどういう事かっていうと、出願状況を見てから出願変更が出来るというものです。(説明を書くほどではないっすね)
ただ、これには条件が有ります。
そいつが曲者!!
同科内での変更しか出来ないのです。
例えば普通科に願書を出した子は、普通科にしか出願変更が出来ません。
工業、商業高校なら3科内での出願変更は可能ですが、普通科や他科(商業⇄工業)への出願変更は不可なんです。
留辺蕊高校の総合学科に関しては、全ての科への出願変更が可能と聞きました。
ただし、中学校では認めていないという、なんとも不可思議な事態も。
決して『ずるい』という話にはならないと思います。
それがたとえ、出願状況を見てからの出願変更であろうとも認められているのですから。
受験って今後の人生に多少なりとも影響を与える事ですので、認められている事を認めないってなんか変ですね。
いっそ『総合学科から他科への出願変更は認めない』にすれば良い。
毎年この時期になると感じます。まだ子供なのに可哀想。
今年度の受験もまた非常に残酷です。
表を見る限りだと、普通高校、商業高校を受験する子達の中の約55名が不合格となります。
(もちろん私立への進学等で公立受験辞退も考えられますが多くはないでしょう)
猛勉強をした子供たちが可哀想。
うちは限りなく、そこにHITしそうなんですが自業自得です。
例えそうなったとしても僕個人の考えですが人生が大きく変わるとは思いません。
よほど勉強が出来て東大行くためのステップとでも言うなら話は違ってくるのかも知れませんけど。
僕が今から思いやられるのは、やっぱり通学。
尻を叩いて毎日家から送り出す事も想定しておかなければ。
パワーバランスも高校に入ると変わってくるでしょうから、色々と困難も有るでしょうが、なんとか3年を乗り切って欲しいと。
楽しむに越した事はないけど、楽しまなくても良いから卒業して欲しい。
通信高校も良いけど、うちの子には絶対に無理だと思うので、どこでも良いのでとにかく3年間行って卒業して欲しい。
まぁ、最終的には本人が決める事です。
ですが、うちなんかに生まれてきてしまった子ですので、責任は有ります。
もっと出来た親で、財産なんかも有れば、違った人生なんでしょうけどね。
魚釣って喜ぶ人生も良いと思います。
うちの子の人生はなんとなく進むでしょう。なんとなくでも生きていけそうな気もします。
人生って色々有りますね〜。
そして色々ですね〜。
成る様に成るかな〜。
成りたい様に成れば良いかな〜。
死ぬ時まで良い人生だったかなんて分からないですね〜。