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アコギのブリッジ剥がれ
アコギのブリッジ剥がれって、結構多いんです。
Martin等は、見栄えを優先しているため(?)、作業性を優先しているため(?)か、ボディ側の接着面がブリッジよりも小さいんです。
ちょっと分かりにくいですね。
ブリッジの2ミリ位内側まで塗膜が残ってるんです。
なので、周りは浮きやすいのかと思います。周りが浮いても使用には問題ないケースも普通にございます。
もっというと、塗膜の厚み分ブリッジは浮く状態になっていて、その隙間をグルーで充填されてる感じとも言えます。
良い悪いの話ではなく、『こういう事も有ります』という話です。
開始!!
お届けいただいた時は、ほんのちょっと浮いてるかな?という状態でした。
おそらく浮きが気になってチューニングも緩めたままだったのではないでしょうか。
チューニングをしてみると見る見る浮いてきました。
数日間様子を見ると両端は完全に剥がれていそうな具合。
エンド側も多少浮いてます。
浮いてるからと言って剥がしやすい事はないんですね。これが。
浮いてない部分は結構頑丈にくっついてるんです。
そうでない事も勿論ございますが。
数時間、数十度の熱を加えます。じんわりいかないと表面だけ熱くなってしまいます。
無事、緩んだので剥がします。
とは言え、スルッとナイフやスクレーパーが入ったりはしませんよ。
多少なりとも残ってしまうケースもございますが、これは剥がし方の問題ばかりでもなく、浮き・剥がれの時のものと推測します。
この状態で綺麗にして接着といきません。
塗膜(色の変わっていない部分が残された塗膜)をブリッジの大きさギリギリまで剥がして、平にして、もしかするとボディーのアーチに合わせてブリッジを削ったりして、ぴったり無理なく乗れる様にしてから接着です。
集中出来そうなタイミングで取り掛かります!!
貼り付け準備!
更新まで時間がかかってしまい申し訳ございません。
少しづつですが進んでます!!
フラットなブリッジに緩いアールをつけました。
フラットのまま強い力でクランプしてしまうと、トップ割れにつながる恐れもございますので要注意ですね!!(怪しい線がピックガード付近にございますので、そこから割れる可能性も)
写し方の問題なのか?
アールの感じが伝わりにくいでしょうか?
ちゃんとボディと同じアールになってますよ!!
軽くシミュレーションを。これをやっておかないとグルーを塗布後に不測の事態に陥ったりします。
軽くクランプした状態ですが、『浮き』は感じられませんので、接着します!!
完了です!!
更新に年を越してしまいました。
ご用命、ご閲覧有難うございました!!
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