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ストラトプロト
ストラトって53年頃に、ジョージフラートンさんがプロトを作ったらしいです。
その頃は、コントロール部分に金属板が張られています。
こんな感じのギターです。
どうして、こんな話をするのかと言うと、プロトタイプっぽい仕様に変更したいとのご依頼がございました。
後に聞いたお話によると、通常のボリュームポットやスイッチの位置が演奏上邪魔で好みではないとの事。僕も実はよく分かります。
金属板は難しい・・・。
スライドセレクターの穴どうしましょう・・・。
お預かりした時に、そんなお話をしていたら『黒のPG材でもOK』との事でしたが、妥協はしたくないです。なんとかします。
どうせなら、良い雰囲気で仕上げたいので、写真集を探してみたところ、見つけました!
どうもこんなにメッキメッキしていません。僕の持っている本だと無垢の金属にも見えなくはないです。クロームメッキってそう簡単にくすむものではないので、メッキでは雰囲気が出ない感じがします。
というの、同時にレリックも施しますので、ピカピカは似合いません。
PGも3plyをそのまま使用し、当時を再現というよりもオリジナルという構想だとお話をしていて思いました。
うん、尚の事面白そう!!
ピックガード加工
まずは、こんな感じに。
こんな感じまでが大変なんです。3plyって面取りしてるんでただカットするだけではNG。
ピックガードに合わせて面取りも必要です。
レリック、AGED系は掲載しないでって方も多いので、今回も掲載予定がなく写真もほとんど撮っていませんでした。
あとは完成時にお客様へお送りするための写真しかありません。
しかし、掲載しちゃって頂戴って事でしたので、書かせていただいております。
完成!!
ウェザーチェックも良い感じに出ていて、実際に間近で見ると結構な迫力ですよ。
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