今日の北見は荒れています。
というか、これから荒れるのでしょうか?
現時点(1/19 朝9時)での積雪量は10cm程度でしょうかね?
風が強めなので、全くなかったり、吹き溜まりが出来ていたりとバラバラかな?
今後は記録的な大雪になるとの予想で、小中高は臨時休校となっています。
公共の交通機関もどんどん運休が決まっています。
外出は控えた方が良さそうです。工房前も吹き溜まりでスタック濃厚状態ですので、営業はしておりますが、オススメは致しません。
長距離を運転されている方も本当にお気をつけください。そして、無事をお祈りしております。
さてさて、先日お洒落なリバースヘッドタイプのストラトタイプを書かせていただきました。
ネックの養生期間中なので、一旦ストップしております。
昨日は、一日中インレイ作業でした。久々ですね。ボリュームたっぷりのポジションマーク。
オーナー様お気に入りのアメリカメーカー(ワー○ス)へ発注して届いたばかりのブランクに加工をします。このインレイにスキャロップ指板となると工程順はそれほど関係無く、何れにしても相当大変でしょう。
ちなみに、ワー○スは有名コンポーネントギターにも使われていたり、ハイエンドなUSAパシフィカなんかにも使われていました。届いたそのまま使って『ダメ!」という評価もネット上にはある様ですが、あくまでも調整前の『部品』です。楽器屋さん吊るしのでたっちゃブルネックギターの組み替えとは違う事をご理解して欲しいものですね(笑
ジュエリーソーというのを使用してカットしますが、これは繊細な糸鋸の様な物ですが、こまかな作業でこれに勝るものは無いかと思います。ラフカットの状態で配置してみました。細かな文字等はジュエリーソウ一発仕上げですが、この様な形状ですとヤスリで仕上げるのが効率的です。
この様に、一個ずつ手作業で彫り込んで埋めていきます。フレットのすり合わせは勿論必要です。この時点での作業ですと、細かな傷等は気にせずに進められます。
全部入りました!!入ってしまうと、V字インレイのポジションのネックにしか見えませんが、本人的には相当頑張った感が有りますよ(笑
実はこの後スキャロップドするので、シェルの厚さや埋め込み深さにも相当な気を使いました。次の工程のスキャロップでポジションがなくならない事を願ってください!!
さて。。。
この指板で誰っぽい、どんなギターが出来るかわかった方はいますか?