オリエンテ ウッドベース HB−25 『ピックアップ搭載編』

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ピックアップの選定

ウッドベースのセッティングも終え、いつの日かライブでの使用も考えていますので、ピックアップは是非とも搭載したい。

それよりもなによりも練習をしなければどうにもならないのですが、肝心のそこが進んでいない様です。

選定にあたり、色々と悩みます。
考えられるのは、コンデンサーマイク、マグネットピックアップ、貼りピエゾ、ギターでいうところのサソルの下に入れるアンダーサドルピックアップ等。

マグネットピックアップは見た目的にNGとなりましたので、今回は考えない事にします。

マイクはナチュラルな響きなので、試してみたいです。

シュアーのものですと、信頼性も有りますし、脱着もクリップでOKなので良さそうですね。

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貼りピエゾは安価なものから高価なものまで沢山ございますが、以前波形を見た際は大差なかったなんて決して言えません(笑)
貼りピエゾは手軽で良いですね〜。ただ、ギターに関しては(単体使用では)あまり良い記憶がないです。突き詰めると良いんですが、時間がかかりすぎるような・・・。

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こんな安いのでも貼り付け場所とプリアンプ次第では物凄くよくなるので、試す価値は有りそうです。

ただ使いやすさ、外部プリを持ち歩きたくないという事を考えると、大本命はプリアンプ搭載インブリッジです。

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試行錯誤

懐に余裕はございませんので、まずは在庫のピックアップを試します。


単三電池で使用が可能なプリアンプを搭載したグースネックのコンデンサーマイクを試します。

なかなか、ナチュラルで良いですが、このタイプはボディ内にマイクを入れる必要があります。
場所によって随分と音質も変わりますし、大きな音で出力するとハウリングを起こします。
やっぱり使いにくい。

画像はございませんが、貼りピエゾも強力マグネットを使って色々な箇所を試しましたが、やはりハウリングが悩みの種です。音もプリアンプを通さないととても使えた物では有りません。
おそらく、ライブ会場に持ち込んでも苦戦を強いられそうです。
ライブを考えると(そもそもピックアップというはその目的ですが)、自宅で万全でなければ使えないと考えて良いでしょう。

面倒ですが、プリ搭載のインブリッジピエゾをなんとかつけましょう。
画像のピエゾと一緒に写っているメイプルはテスト様にこさえたものです。
こさえた(笑)


取り付け位置・方法

当初の予定ではサドル部分をギターの様に分割して作ろうと思ったのですが、色々と問題が有りますので、クランプして試してみます。

まずは弦付近を。思った様に拾いません。というか、拾いますがなんか音質が微妙。
画像は手ですが、もちろんクランプでちゃんと試しています。

数カ所試しました。
ここがベスト!!
ウッドベースらしい柔らかく甘くて太い低音が再現されます!!

駒に穴を開けたりして取り付けするのが簡単ですが、外す事を考えるとなんだか嫌なので、クランプで取り付けます。

『ずれない。強固に。駒を加工しない。木製で。』という条件で作ってみます。

ピックアップ搭載側の木片はこんな感じ。

止め具側はこんな感じ。
テーパーが付いているので、ずり上がり防止を考えると少々不恰好ですが、仕方ありません。
言葉で説明するのは難しいですが、ブリッジのテーパーに合わせた変形のL型に削りました。

駒の穴を利用してボルトを貫通させ、強固にクランプします。
きつくクランプしなければ感度に影響が有ります。

テイルピース裏にプリアンプ(ジャック)、バッテリーを見えない様に搭載します。


結果

出力も申し分ありませんし、音色もバッチリです。
もちろん、ハウリングも通常のエレアコと同等です。

かなり面倒な加工を要しますが、シンプルかつ使い勝手を考えると、かなりお勧めできます!

お試しください。

いつか、動画でもUP出来たらと思います。


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