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完成までの記事をまとめしたので、是非ご覧いただけたらと思います。
https://yuary.net/2018/01/06/post-5124/
〜工作編〜
目標
前回の、防音室『考察編』の続きです。
https://yuary.net/2018/01/06/post-5124/
防音の基本は『遮音・吸音・制振』という事が分かりました。
そして、生ドラムの防音する事はかなり難しいという事も分かりました(汗)
目標は、完全な無音ではなく近隣の方の迷惑になら無い様、
『日中なら叩ける音量』を目指します。
耐荷重に制約の有る木造住宅の2階なので、この位が限界なのかと思います。
100dbの生ドラムの音を、家の外で40dbほ目指します。
環境省公開の騒音の目安表、をご覧ください。
こちら↓の方が見やすいでしょうかね。
40dbというと、相当ハードルは高そう。
しかし、この位の気持ちでやらなければ、揃えた資材が粗大ゴミになりかねません。
日常生活で「静かだ〜!」と感じるのは45dB(デシベル)以下の様で、
騒音と言われない望ましい音のレベルは40-60dBであると言われている様です。
100dbを40dbに下げるという事は、音エネルギーでいうと1/1000!!
難しいでしょうかね。
目標はあくまでも目標でして、、、叩ける環境になればそれで良いんですが、、、
資材到着
こ、こ、これは・・・。
大量に届いた資材を前に、無言になりました。
二階まで運ぶ事を考えるだけで、後悔95%、楽しみ5%という心境に。
そんな時、僕の不安を他所に冬休み中の息子が、
『うおっ!すげっ!運ぶよ!』とワクワク顔。
それでも、『アルバイト賃払うよ!』と言ったら、もう頑張る頑張る(笑)
チビだけど、男の子は頼りになると思いました。
床作り
フローリングと防音室の間には、傷防止と、気休め防振の為のタイルカーペットを敷きます。
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勉強、就寝、その他でも使う部屋ですので、ドラムの入るギリギリのサイズで設計しました。
全体の質量も小さい方が少なくて済み、精神的にも良いです。
防音室内に階下への振動防止の上床をする予定ですので、ここでの床厚は50mm程度にとどめます。グラスウールは入れておきます。
合板を貼って床は終了。
壁作り
狭い空間で、イライラしながら切ったり貼ったり。
夏なら外で切って運び込む事も可能ですが、冬だとその根性が有りません。
外面のプラスターボードを貼った状態までにして、壁を立てていきます。
それでもクソ重い(汗)
後ろ面と右面の壁が隙間的に後の施工が出来ません。(子供は入れますがデブ父ちゃんには無理です)
天井作り
当初の予定では天井高は2275mmを予定しておりました。
壁を立てた後に出来上がった天井を乗せる予定でした。
無理!!重い!!
絶対に持ち上がらない!!
そんな訳で、天井高を僕が立ったまま入れる1800mmまで下げて、天井を徐々に作り上げる方向にしました。
元の天井と防音室の最大高との隙間が40cm位は出来るので、後から板を張る事も可能になります。
そして、中の天井を先に貼り上からグラスウールを詰めていきます。
汗をかいた体でこの上に寝転がるともう大変。
それにして、昔のグラスウールに比べると、今時のグラスウールは全然刺さらなくなりましたね〜。
またまた、息子活躍(笑)
僕が下で合板を切り、上で息子が張ります。頼れる存在になったものだ・・・。
(今思い出しましたが、若干隙間があった様な(僕の切断ミスです)・・・。
ここを埋めたらもっと防音性能が上がるはずです。)
内壁作り
グラスウールを詰め込み、プラスターボードを貼ります。
この状態でこの中に居ると、反響音がなくて、めちゃくちゃ気持ち悪いです。
暗いので、一番最初に電気の絡む部分を。
火災、感電の原因にもなりますので、DIYでの電気工事はNGです。
汗だくで頑張る息子。
父ちゃんも、久々の工事で足腰ガクガク(笑)
この上に、GCボード、有孔ボードを張ると、ホルムヘルツの共鳴箱の定理より低音の防音効果が上がると予想します。
しかし、総重量や購入手間、置き場を考え、プラスターボードむき出しのこのままの状態で一度ドラムセットを入れ、試打・試奏後に内装は考えます。
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扉作り
本当は扉を二枚つけたいところですが、面倒なのでやめます。
ここはかなり重要だと思うんですが、詰めの甘さが僕の持ち味です。
壁の厚みが120mm有りますが、扉は60mm弱(汗)
ホームセンターで市販されているハンドルの対応扉厚はどれも45mmくらいなんですが、
工夫次第では無加工で60mmまではいけると判断しこの厚みに決定しました。
グラスウールもパンパンに入れていますが、やはり厚みは重要な様で、ここの防音性が極端に低く感じます。木材の骨組み面積(体積)も多く、そちらも悪影響を及ぼしている様に感じます。
しかも、換気扇をつけない方向で考えたため、下に10mmの隙間を設けています。
しばらく居ても酸素不足になる事は無いですが、防音性は著しく低下している様に思います。
扉まわりの改良は必要に思っています。
が、やらなそう(汗)
ハンドルは、グレモンハンドル風に改造。
と言っても、ボルトを一本通しただけです。
実は、付属のパーツを取り付けるより簡単で、密閉性も高めます。
木が削れるので、早急に改良しなければなりませんが(笑)
ドラム設置
『扉を開けた状態で正面が見える様に置きたい!』と・・・。
ただでさえギリギリ設計なのに、
これじゃ、フロアタムが一個しか入れられません。
その旨を伝えると、『フロアは一個しか入れない!』と言い張ります・・・。
まぁ、僕が叩く訳でもないので、良しとしましょう。
座っちゃえば問題無いですけど壁との隙間が少ないので、移動は若干窮屈です。
反響が大きすぎて、耳が痛く叩いていられません。
やっぱり、吸音が必要です。
あまり吹かすとただでさえ狭いのに、、、
防音性能
ビフォーアフターではえらい違いが出ました!!
外に出ると、足音や話し声、カラスの鳴き声の方が大きいほどに感じます。
↓
1枚目:画像のみ
2枚目:ビフォー(音あり)
3枚目:アフター(音あり)
しかし、吸音材が無いせいか、間延びした反響している感じが外でも分かります。
防音性はこの位でOKとしたいですが、反響がきつくて長く叩ける環境に有りません。
ここが次の課題です。
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