フルアコの様なセミアコの様なアーチトップギター製作 ネック編その1

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お知らせ

本日、明日(3/5、3/6)と、ほんの一時的ですが数回不在になります。
ご迷惑をおかけし大変申しわけございません。


製作開始

先日書かせていただいたセミアコってどうですか?

セミアコってどうですか?
にほんブログ村  ←クリックしてね(^з^)-☆!! エレキギター 今まで色々なエレキギターを所有してきました。 ...

間髪おかず製作を開始しました。

大きさは下のサドウスキーや、元になってると勝手に思っているベネデット位にしたいと思います。

Sadowsky Guitars / Archtops Series Semi Hollow Model Vintage Amber 【S/N:A1563】【サドウスキー】【エレキギター】【名古屋栄店】

価格:388,800円
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感想(0件)


全体像

一度やってみたかったくり抜きボディにアーチトップを張る様な構想を描いています。
そうなると、一般的なエレキ材の大きさから考えてもせいぜい15インチ幅が限界ですね。
それ以上となると、面倒ですし何よりも高額になります。

そもそも、今回は小さめのセミアコっぽい奴が欲しいのです。

材質は、、、
うちのシンライン(娘に奪われた)はアルダーボディにメイプルトップなんですが、僕、アルダーが結構好きな感じです。
スケボーギターもアルダーバックです。

メイプルバックのスプルーストップという王道も良いんでしょうが、バックはアルダーに決定します。

トップはスプルースを削り出すか、合板プレスアーチにするか迷っています。

合板のアーチトップも作ってみたいので、それはまた別の機会に。
合板は17インチで考えてます。(試作機予約受付中(笑))

で、材を組み合わせてイメージを膨らませてみました。


ネック製作開始

いつもボディから作り始めますが、今回はネックを作ってから仕込み角度やトップのアーチを考えてみます。図面などは一切用意しません。

まずは指板製作。
ちょっと変わった杢のエボニーが有りましたので、それを使います。
僕は好きですが、世の中では真っ黒な『マグロ』が好まれる傾向に有りますので、こういう材は必然的に自分のギターや試作機に回ります。

フレット溝を一本ずつ切ります。

なんとも素直ではないので、MARTINスケールで切りました。
Fenderとほとんど変わりません。誤差はあっちゃいけませんが、その違いは誤差程度ですかね。

続いて、ネックにトラスロッド溝を切ります。

トラスロッドを用意します。長いのを入れたいのですが、調整部分がヘッドの角度の兼ね合いからそのままでは使えませんので、調整ナットも作ります。

と言っても、小さい穴のナットにネジを切り直しただけですが。

続いて、ネックジョイント部です。
直角が大事です!!
あんまり人の手を加えるよりも、機械の精度に任せた方が良い部分です。
工場生産品は、ほぼ全てが大がかりで正確な機械なのでカッチリした出来になるのでしょう。
手工と工場生産は一長一短なんですかね。

こんな流れでカットします。


だいぶネックらしくなりました。
メイプル嫌!!加工が嫌!!

つぎ、ヘッドの形を考えます。
色々考えがあり、耳を貼り付けたくありません。
現状の幅で考えます。

一見変では無いんですが、ちょっと小さい。
ボディとのバランスが非常に悪いと息子からも指摘されました。
『うんうん、俺もそう思ってた!』

それで、こんな感じに。
幅は一緒ですが、随分と大きく見えます。
ちなみに、こう見えて一般的なギブソンヘッドよりも数ミリですが幅広です。

デザイン時はバインディングを考えてましたが、やっぱりやめよう。

今日はこの辺で。

またみてください!!


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