ローインピーダンス?ハイインピーダンス?バッファ?プリアンプ?とは?

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音楽の電気

エレキギターやベースにマイク、キーボード、CDプレーヤー、スマホ(音楽再生機として)・・・。

電子楽器、機器から僕らが聴く音というのは、出力信号をスピーカーから空気の振動にしてる訳ですよね?

そこにはアンプ(オーディオ機器を含む)を通して音を大きくしているというのは経験的に分かっていると思います。

アンプと一言で言ってしまうと簡単なんですが、周辺機器が沢山売られていたりしますし、呼び名も色々あったりで、なんだか難しいんですよね。

バッファー、プリアンプ、アッテネーター、パワーアンプ、、、

昔、エレキットの真空管アンプキットを作った時も、なんだか釈然としなかったのを覚えています。

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僕が作ったのは真空管アンプという名前でした。
他の商品として、同じくらいの大きさでプリアンプキットというのも売ってました。
こちらの商品説明には、僕の買った『真空管アンプと一緒にご使用下さい』とありました。

けど、そっちは買わずに使ってましたが、なんの問題も有りませんでした。

後日なんかで見て知ったのが、レコードプレーヤーを使う時には必要だったんだとか。

調べてないですし、レコードプレーヤーは良くわかりません。
なんかで見た説明が正しければ、レコードプレーヤーの出力が低いから増幅して使わなければならないって事でしょうか?インピーダンスの問題でしょうか?

何?インピーダンスって?


ハイインピーダンス、ローインピーダンス

交流抵抗の事を言うそうです。
漠然となんとなくわかっている感じですが、文章で説明出来るほど分かっていません。
これ、ちゃんと勉強したらかなり時間がかかりますし、途中で嫌になりそうです(笑)

僕らが知っていた方が良いのは、主にピックアップや、せいぜいマイク位でしょうか?

ギターやマイクには出力インピーダンスというのが有ります。
受け側のアンプには入力インピーダンスというのが有ります。

このインピーダンスの合わせ方で、信号の出方、受け方が違ってくるという話です。

ギターの普通のパッシブと言われるピックアップはハイインピーダンス。
アクティブピックアップと言われているのものはローインピーダンスと考えている様です。
(ただし、ギターのローインピーダンスピックアップってのは、一般的なパッシブに比べたらローインピーダンスなだけで、実際にはその他の音源となる機器に比べると、そこそこハイインピーダンスなんだとか。モノにもよるとは思います)

それでも、ギターアンプは『ギターを繋ぐ設計』なので、そんな事も考えて作られています。

なので、深く考えなくてOK。

おしまい。


ロー出し、ハイ受け

おしまい。で終わらせちゃうと釈然としませんね。
これは僕のノートでも有るので、今分かっている事をまとめて記録する目的も有るので、続けます。

先ほどのインピーダンスの話ですが、
出力インピーダンスが高いって事は、インピーダンスを抵抗という言葉に置き換えてみるとなんとなく見えます。

ハイインピーダンスの場合は出力信号に高い抵抗が入っている状態という事ですかね。
抵抗が大きいって事は流れる電流も小さくなるって事ですよね。
ローの場合は逆です。

これが何か?

そう、その通りです。割と?ちょっとだけ?問題が有るんです。
オーディオアンプにギターを繋いでも、まとまもギターらしい音が鳴らないのはこの為です。

例えば、100kΩの出力インピーダンスを持つ音源機器と、100kΩの入力インピーダンスを持つ出力機器を接続したとしましょう。同じインピーダンス数値の場合は、1/2まで信号が減っちゃうそうです。

この問題を解決するには、、、

出力インピーダンスは低く、入力インピーダンスは高く

たまに耳にする(かな?)『ロー出し、ハイ受け』が理想なんですって。

オーディオアンプの入力インピーダンスはせいぜい50kΩくらいでしょうか?(調べてませんw)
PA等の放送機器はおそらく600Ω

これでは、直に挿してもまともな音が出るはずが有りません。

アコギは歪ませずナチュラルに出力したいから、ハイファイなオーディオアンプに繋いだら良いんじゃない?(インピーダンスの問題以外でもダメな場合も有るのでやめましょう)

そうは問屋が卸しません。ざんねん。


プリアンプ

パッシブピエゾを普通にアンプで鳴らすにはどうしたら良いの?
マイクも同じですが、プリアンプというのを用いるのが一般的です。

プリアンプとはなんぞや?って事になりますが、
音量、音色調整が出来るものや、入力チャンネルのセレクト機能が付いていたり、アンプの前につける信号を増幅できる調整機器って事でしょうか。

これはメーカーによってまちまち過ぎます。
定義も無いのでしょうから仕方が有りませんが、何もかもプリアンプで片付いちゃうんですね。
酷いものではパッシブプリアンプなんて名前で売っていたりします(笑)
それはギターについているボリュームとトーンを別置きした様なものです(笑)

詳しくは知りませんが、入力インピーダンス600オームのプリアンプだって有るでしょう。
それにパッシブピックアップ搭載のギターを繋いでも結果は一緒です。
もしかしたら増幅はされるかも知れませんが、ノイズも一緒に増幅されるでしょう。
いや、ノイズの方が大きかったりして。

なので、専用のプリアンプというのが必要です。

余談ですが、アコースティックギターではプリアンプ搭載のピックアップが今では主流で、パッシブタイプはあまり見なくなりましたが、もともとピックアップの搭載を想定していないコントラバス等では、プリアンプを使用せずにパッシブをアンプ直で鳴らしている方もおられる様です。ネットの記事や、youtubeでも見かけますね。

その音で満足であれば全く問題無いのですが、どこぞのピックアップはイマイチとか書いてる方に限って、パッシブピエゾをPA直だっりしてます(汗)

まずは、『ロー出し、ハイ受け』状態を作って本来の音を聴きたいものです。

けど、プリアンプ選びは慎重に!!


バッファ

バッファって何?

バッファって言葉も耳にした事がある方も多いはずです。
僕の現時点での理解では、こいつが一番重要なんです。

ギタリストから、不安を解消してくれる魔法のアイテムです。

(バッファお作りしますよ!エフェクターみたいにしておくと非常に便利かも知れません!)

簡単に説明します。

先日作ったソリッドステートアンプにも搭載してますが、こんな感じの回路になります。

微弱なパッシブピックアップ(電磁石発電機)のギター信号は出力インピーダンスが高く、専用機器以外は残念な結果になる場合がほとんどな訳という事は前述の通りです。

そこで、『ロー出し、ハイ受け』を作ってくれるのがこいつです。

三角印が肝となるオペアンプなんですが、入力インピーダンスはこいつに依存します。
オペアンプの種類によって違いますが、普通はどれも高く1MΩとかですかね。

一方、出力インピーダンスは?というと、これもまたオペアンプの出力インピーダンス(これはボルテージフォロアっていう結線による)となりますので、100Ωくらいでしょうか?

すごく無いですか!!!!!!

こいつを通す事で、『ロー出し、ハイ受け』を作るんです。
そして、こいつは増幅率1です。
増幅無しです。
無茶にアンプを歪ます事も無いのも見逃せません。

これプラス増幅できる回路が有ればプリアンプと言っても良いでしょう。
バッファをプリアンプとして販売して場合もありますが、ちゃんとしていれば増幅しないという風に現時点での僕は思います。

これに増幅部をプラスしたものはプリアンプだとかブースターだと思うんですが、なかにはダイオードでクリップさせる回路も追加されていて、それはオーバードライブでしょ?って話になります。

プリアンプ(ブースターも)って言葉は曖昧だという事は覚えておいて損は有りません。

多分、ギターに特化してここまで、重要な事を簡単にまとめて書いたのはココが初めてでしょう(笑)

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