SHIMEさんのJ−180エヴァリーブラザースのリペア

当webサイトのトップページでもお馴染みのShimeさんのJ−180です。

今月、12/27のライブに『思い入れの有るJ−180を使いたい』そんなお話でした。
お電話では、
・塗装をどうにかしたい
・見栄えを悪くしてしまったピックガードをどうにかしたい
・ピックアップ、サドルを含めたメンテナンス
そんな内容です。

僕の率直な感想は『1ヶ月無いぞ!?』でした。

でもやるしか無い。
闘病中のShimeさんの願いです。

Shimeさんにもギターにも復活して貰わなければ!

なんだろう・・・。
勝手な験担ぎとでも言おうか・・・。

このギターが復活したら、Shimeさんも復活すると思っちゃった。

だから絶対に復活させないといけないんです。

fbでは闘病中の事も拝見させていただいてますが、
『僕なんかがコメントするのもなぁ・・・』そんな気持ちだったりしました。
(多分、そんな風に思って応援してる方って、沢山いらっしゃるはずですね)

先週末、ギター届きました。

塗装は不要と瞬時に感じました。
男の生き様、ギターの生き様、、、こんなに格好良いギターはそうないです。
リフィニッシュやタッチアップは勿体無いですね。

ただ、ピックガードは落書きでも消したかの様な感じでしょうか?
ご本人様のお話の感じでも『一番気に入らない部分』の様です。

そして、、、更に、もう少し薄くしたいんだよね。

と・・・。なかなか難しいぞ(笑)

このサイズの材を探すのもなかなか大変ですが、無い事は無いはずなので作ってしまおうか?と思ったのですが、今回ばかりはそれじゃダメと個人的に感じてしまってます。
(料金的な事で申し訳ないですが、薄くして磨くのも新たに作るのもそう変わりません)

復活させますよ!!

初日の夜、マスキングをしました。

地道に、あて木を使ってサンドペーパーで削っていきます。
やってる本人は、地味に傷がなくなっていくのが分かりますが、写真では同じですね(笑)

折角削って磨くので塗り込みガードかの様な角の立ってない感じにしたいですね。

どんどん磨くんですが、なかなか進まない・・・。

はい!片側は良い感じになってきましたよー!
カットラインが立ってないのも、なんとなく分かりますよね!
この角の丸さが良い!!

3日目、、、磨き終えました!!
実物を見てもボディとも調和も取れていて自然ですよ!!

本当に格好良い。
男の生き様が刻まれたギター。

これから通常のメンテナンスをしていきます!!

なんとか間に合いそう!!

つづく・・・

見てね!!