なかなか一筋縄では行かないキラーのインパルスの続きです。
前回分はこちら。
インパルスの24フレット仕様の物となると今は購入は出来ませんが、見た目はほぼ同じ、ダガーは62800円と買いやすい価格ですね。
さてさて、、、
サンディングで、指板に染み込んだ汚れはほぼ取れました。
波打ちの様なものはフレット間に、あて木を使ったペーパーをあててもやはり限界が有りました。それでも変なふくらみは取れ見れる状態になっているかと思います。ハイフレット付近に見られる細かな傷は頑張りましたがなかなか落ちません。
この辺りはリフレットでもすれば、その際に指板を薄く削って解消も可能となりますが、フレットのある状態では限界を感じずにはいられません。
それでも、シミもなくなりましたし、ツヤも出ておりますし、フレットも光っていますので、見栄えは良くなったと思います。
見栄えはおいといて、、、
電気系の不具合をリペアしましょう。
お客様御支給のピックアップがキャビティーに収まらないという事態が発生致しました。
ESP製のピックアップはダンカンサイズなのかと思いきや、ダンカンのSJBが入りません。
ほんの2mmくらい横幅がキャビティーよりも広いのです。このためにボディを削るのは避けたいので、元のピックアップカバーを加工して使う事になりました。
新しいピックアップは元のピックアップカバーよりも大きのでボビンのカット及び、ピックアップカバーの高さ調整が必要です。
ここはそれ程問題ではありません。
一番の問題はポールピースのスペーシングです。
ポールピースの径が違うだけなら、拡大すれば良いだけなのですが、位置が違うところを拡大するとなると少々厄介なのです。
それでも、少しづつ削りなんとかなりました。ドリルではどんなに固定しようとも元の穴に先が逃げるので地道に削るのが得策でしょう。
死亡している二つのポットを交換し、電気系も完了となりました。
こちらのベース、実際にX JapanのTaiji氏が使用していたのと同時期の同モデルでしょうね!!
モノも気分もやはり現行モデルや、復刻物とは違うでしょう。
まさにこのYouTubeの動画です。