ヴィンテージ!!グレッチが大変な事に!!Part1『ネック取り外し編』

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戦前?戦中?とにかく古いグレッチのアーチトップが・・・

7年以上前になる様です。
バックを剥がしてブレーシングの修理をさせてただいたギターがございます。
https://blogs.yahoo.co.jp/yuary_guitars/6957865.html

↑今はとっくに半閉鎖されてしまい、投稿も修正も何も出来なく、唯一閲覧だけが可能なYahooブログです。

色々と思い出します。懐かしや〜。

そのギターが!!

うぉーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

どうやら倒してしまったそうな・・・。

お預かり後、『ケースを開けては閉めて』を何度繰り返したでしょう。
なかなか着手出来ずにおりました。

このまま置いといても治らない。

先週漸く『やるぞ!!』と着手を開始しました。


ネックだけが浮いてるんじゃない!!ネックブロックが浮いてるよ!!

指板も剥がれ・・・
バインディングもあちこち剥がれ・・・
サイド板も剥がれ・・・
トップも一部剥がれ・・・
ネックブロックも剥がれ・・・
ネックのダブテイルも嫌な感じで浮き・・・
あー、バインディングも縮んでる・・・

簡単にまとめるとこんな感じです。

個人的に頭を悩ませたのが、ネックブロックの剥がれです。これまた中途半端に剥がれてるんですね〜。
ネックを外すにもボディとブロックがグラグラなのでどうする?と言う感じです。

トップも現状で1/3ほど剥がれているので、トップを剥がしてから考えようか?
そう思ったのですが、ネックブロックをガッチリ固定してネック外しを頑張ってみました。


ボディとネックが分離したよ!!

ネックジョイント部分には結構な隙間が有るので蒸気を送るのは楽勝。
ジグをセットし、蒸気を3−4分送ったところで呆気なく外れてくれました!!
(ウエスで水分を拭いたりと忙しいので写真は取りませんでした。)

いつもは結構な苦労をするんですが、こんなに簡単に外れると拍子抜けします(笑)
と言っても、時間が違うだけでやってる事は同じなのですが。

でも・・・ここからどうしましょう。

結局は剥がれかけのトップを剥がす必要があるのかな・・・。

とりあえず今は、損傷を拡大させずにネックが外れたので良しとします。

ご用命、ご閲覧有難うございました!!


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