20年近く前になりますかね?
そりゃ、歳もとるもんだぁ・・・。
ギター弾きである僕は、オーディオの真空管アンプにも興味が有り、何か良いものが無いかと物色してました。
貧乏なので、オーディオ通の方が所持する様な有名で高額なモデルはとても無理。
正直、そこらへんのは求めていませんし、趣味でも無いです。
実際にはそんな事は無いのでしょうが、僕にはオカルトの域に思える事も有ります。
ただ、そこは趣味の世界なので、全く否定はしませんし、むしろ突き詰めるのが面白いのかと思いますが、僕の心に響く分野ではなかったというまで。
PCだって、特に何をする訳でもないけど、無駄に超高スペックでハイスピードのを作る趣味だって有ります。
趣味ってそんなもんですよね。
ボロボロ車を何台も集めて、ものすごいお金をかけて維持して、『良い新車買えちゃうんじゃ?』って人も世の中にはたくさん居ますが、それも趣味。
人がとやかく言う分野では無いんです。趣味で人生が潤ってるんですから。
そして、見つけたのがエレキットのTU−870。
このブログを見てくださる方の中には、作った方も結構いらっしゃるのでは?
6BM8という真空管(複合菅)2本を使ったシンプルで小さなモデルです。
今は、その型から2度ほど(?)モデルチェンジをし、下記のモデルになっている様です。
これは更にシンプルでコンパクトで、値段も安くなってますし、真空管アンプに興味のある方は買って損はしないのかな?ただし、工作が好きな方限定です。
僕のTU−870は、古い音楽をモノラルで聞きたくてモノ仕様に改造していました。
どうやったのかのうろ覚えなので、戻したくても考えるのが億劫で放置してたんです。
しかし、先日工房で使っていたデジタルアンプが故障して、その後はアンプ内蔵のPC用のスピーカーを使っていたのですが、そいつはマジでクソでして、、、。
そんな訳でNAS内のファイルから回路図を探しました。
これはどっかのサイトのものだと思います。
この青線部分を撤去して、無事ステレオでなりました。
暗い部屋でほんのりと光る真空管は良いものです。
このアンプは出力は2wと小さなものですが、ギターアンプでも言える通り、トランジスタのそれとは全く異なり、超パワフルです。
そして、設計が素晴らしいのと、プリント基板が素晴らしいのとで、ノイズもなくクリアで素直な音が素晴らしすぎます。ギターアンプでハンドワイヤードが良いと言われますが、実際は微妙?(笑
そして、一番は、、、
自分が作ったアンプってだけで最高なんですよね!!
友人の作ったアクリルキャビネット入りのサーブの純正スピーカーと、TU−870と、ポータブルCDプレーヤーで聞いてます。棚も急遽つけました。※適当だわーw
今これを書いていても、なんか音楽を聴きに行きたくてうずうず。
これで、昨日紹介させていただきました、ギター作りも更に楽しいものになります。
工房のストーブつけてこよう!!
これ作ってみましょう!!