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北海道の秋らしく、急に気温が下がってきましたね。
つい1週間前までは半袖でOKでしたが、昨晩なんかは上に一枚羽織る位では足りない位の寒さでした。
この時期になると秋物の羽織物が欲しくなりますが、北海道だとほんの一瞬しか着ないですぐにダウン等の完全な防寒着になっちゃうので、買ってもあまり出番がなかったりしますね。
バイクのシーズンも頑張ってもあと1ヶ月。調子も取り戻しましたし、乗りたいところです。
治った嬉しさのあまり、タイマーカバーも作りました。
サンブラで『BIKE AND DESTROY』の文字を入れただけですが(笑)
今更ですが、タンクもSKATE AND DESTROYじゃなくて、BIKEにしたら良かったかな?(笑
さて、GIBSONのB−25です。
サドル交換でお預かりしております。ありがとうございます。
アジャスタブルサドルってご存知ですよね?
一時期のギブソンのフラットトップに採用されていた、弦高調整可能な画期的ブリッジです。
これにはこれの良さが勿論あるのですが、二本のスタッドで支えられたサドルボディと密着していないだとか、通常のフラットトップと違う構造ですので、独特な音がします。
悪くは無いです!これを選ぶ方も少なくは無い様ですし。
ただ、これを通常のブリッジ、サドルの形状に近づけると音は激変します。
ポールマッカートニーのテキサンが『埋木+サドル』で通常のギターの様にしていたりもしますので、この改造は割とポピュラーでは無いでしょうかね?
ポールの場合は僕の予想ですが、左利きの人が右利き用のギターを使う訳ですから、弦は逆張りになります。よって、弦の太さによる剛性の関係でピッチは勿論合いません。
それを改善するために、『埋木+サドル』という固定方式を採用したのでは?と考えます。
それを真似した人も多くいたでしょう。そして、音色変化の評価も高いという事も有り、ポピュラーな改造となったのでは無いでしょうか?
余談が長すぎました(笑)
では、作業工程を。
ローズを削り出します。
ブリッジに若干の変形が見られますので、合わせるのには苦労しました。
埋木のあたる底も平らでは無いので、そこの調整も。
かなり傾斜が付いていますので、太いサドルを使わなければピッチの調整が難しそうです。
勿論、緩すぎも、きつすぎも良く無いですね。
こう見るとローズのパーツの飛び出しは少なく見えますが、1mm以上は出ています。
(こちらに関してはお預かり時にお客様にもお話しをさせていただいております。)
この部分を平らにするとサドルが飛び出し過ぎで、無理もかかりそうですし、飛び出し過ぎは見た目的にも変ですね。もう一つ、ブリッジと同じ高さにするとダメな理由が有ります。それは次の写真で。
ブリッジの境目を凝視してください。サドルの溝に向かってアールがついているのがお分かりでしょうか?ブリッジの高さにローズパーツを合わせると不自然な形になります。
高さに余裕が有れば、ブリッジ側も削る事が可能でしょうが、現状で限界の低さです。
逆にスペシャルな改造と言えると思います。
気になる音ですが・・・
これまた、本当に激変しました!!
よーく鳴ってくれています!!
他とはルックスが違いますし、元に戻す事も可能ですし、一度試す価値は有ると思います!!
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