にほんブログ村 ←クリックしてね(^з^)-☆!!
塗装割れ修理
塗装割れ、バインディング補修は前回記事をご覧いただけると幸いです。
電気系交換
トグルスイッチはブラブラ状態で、接点がない状態です。
ポットは止めナットが外れて無くなり、陥没している状態。
ガリも酷いですし、汚れも曲がりもございますので、総交換する事になりました。
バッチリです!?
フレット擦り合わせ
電気系を交換し、バッチリ音は出ます!!
歪ませた感じが非常に気持ち良い!!
チェックは、お持ち込み頂いた際の弦高でしたが、随分と高く弾きにくいので、トラスロッド調整、ブリッジを調整をし下げました。
ところが、標準的な弦高に設定すると、音が出ない!!
5〜9フレット付近が詰まったり、となりのフレットの音が出たりという状態です。
減りも関係しておりますが、経年での歪みも発生している様子。
弦高が高い状態なら問題ないので、御依頼主様に確認したところ、良い状態にしたいとの事でしたので、すり合わせを施させていただきました。
この位減っていたらすりあわせ時と言えるかも知れませんね。
これ以上削れると、すり合わせで一気にフレットの高さが変わるのでプレイに違和感を感じる場合も少なくありません。ちょっとずつ低くなる方が違和感を感じないものです。
ブリッジの弦溝
すり合わせを終えると弦高を下げてもバッチリです。
ストレスない!!
いや、、、弦高を下げるとセンターずれが妙に気になります。
ここまでやって、ここを放置してお戻しする訳にはいきませんので、フィンガーボード上にバランス良く弦が乗る様に調整させていただきました。
完全にずれているギターは今回の様に別溝を作る事が出来ますが、そうでない場合は削って一度溝を無くし再切削する必要がございます。その場合は、表面のメッキ加工がなくなりますので、見た目を気にされる方は新しいブリッジもしくはサドルへの交換が必要になります。
弦落ちの心配もなく、ストレスなく弾いていただけるかと思います。
抱えると思わずランディフレーズが出てきます。
ありがとうございました!!
にほんブログ村 ←クリックしてね(^з^)-☆!!