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80年代レスポール
80年代のレスポールといえば3ピーストップで、レスポールマニアからはちょっと敬遠されてる感じなのでしょうか?
だがしかし!!
僕個人としての憧れのレスポールはこれ!!
ガンズの東京ドームでもこのギターがメインでした。
めっちゃ好みの音とルックスです。
関係ないですが、アクセルが細くてハリウッドスターの様に格好良い。今は・・・。
復刻期からのレスポール
バーストと言われる高額なレスポールは庶民にはなかなか所有出来ません。
復刻から80年代くらいまでのレスポールスタンダード(サンバーストカラー)はどうなのか?
ちょっと年代と価格とを考えてみましょう。
- 68年にレスポールは復刻されました。
68年レスポールといえば、ゴールドトップにP-90の56年リイシューを思い浮かべますが、実は59リイシューもかなり少量ながら作られていた様です。
サンバーストカラーにナンバードパフを搭載されたモデルで、こちらは市場に出回ったとしても滅茶苦茶高額かと思われますので庶民の選択肢には入らないでしょう。
当時はクリームパーツが無かったと言われており、エスカッションなんかはブラックだったとか。余談ですが、『イエモンのEMMAさんがゴルードトップのスタンダードにブラックのプラパーツ仕様だった』とお客さんから聞いた事が有りますが、ひょっとしたら68年のオリジナルスペックなんて事も考えられますかね? - 69年頃レスポールデラックスと改名されます。基本は前述のゴールドトップ、P-90から引き継いでいるため、それに合わせる形でPー90サイズのミニハムを作って搭載したのでしょう。
また、この頃から80年代まで続く不人気の3ピーストップとなります。元はゴールドトップで隠れる部分の為3ピースで作ったと予想します。それをそのままサンバーストカラーでも採用しちゃったってところでしょうかね?
パンケーキと言われるマホバックの間にメイプルを挟んでいた時期でも有り、最も重たいレスポールも不人気原因の一つでしょうか?
材の節約のためなのか、強度重視の為なのか、パンケーキの構造の他にもこの時期ならではの物が3ピースマホネックです。作る手間を考えたらどっちが得なの?という感じもしますので経費重視とは思えない気もします。僕はそう思いたい。 - そこから暫く同じ様な構造で生産されます。
70年代中期には、スタンダードが復活したんでしょうか。ハムバッカーも復活し、パンケーキ構造はなくなり3ピースメイプルトップ、マホバック、3ピースマホネック仕様に。
70年代のギブソンって評判は良くないですが、色んな事にチャレンジしてて何かを生み出そうという雰囲気が感じられ僕は凄く好き。リイシューの再現性にこだわる姿勢なんかより全然好き。なので最近思うのが、リイシューのレスポール買うならこの時期の物を買って、胸を張って使いたいと思います。
価格は20万円〜60万円くらいと幅は有りますが、気長に入念にチェックしていると生涯の一本に巡り会えるかも。通販で買って状態が悪いなんて事も有りますが、そんな時はご相談ください(笑) - 80年にはバーストを意識したレスポール80という物が作られます。これにはStandard80とHeritage80とがあって、ヘリテージの方は後のヒスコレに繋がるのかと思います。ちょっと特別な位置付けのモデルで、トップもブックマッチで虎杢だったりとリッチな雰囲気です。
同時に通常のスタンダード併売されていたのかな?中古市場でもたまに見かけます。こちらは3ピーストップのままです。スラッシュのレスポールが87年製(でしたっけ?)と言われているので90年代近くまで3ピーストップで作られていた様です。
ネックは80年代に入ってからは1ピースマホガニーに変更されてます。
スタンダードの価格は15万円位から探せる事も。ただ、状態が良いサンバーストだったりすると10万円から20万円ほど高くなる傾向にある感じです。
ビンテージ?
70年代、80年代はビンテージと呼べるかは分かりませんが、それはどうでもよくて置いといて、70年代、80年代のギターも今は価格が安定しているとは言えない状況ですので、いつかは欲しいなと思っているなら購入は少しでも早い方が良さそうですね。
そんな僕も、3ピースのレスポールと70年代くらいまでのL-5はいつかは欲しいと思ってます。
次回は80年代レスポールのリフレットをご紹介させていただきます。
ご閲覧ありがとうございました。
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