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フライフィッシングに関して、タックルや釣行記等書いていこうと思います。
随時更新中!
釣り熱完全再発からもうすぐ2年。
釣り場ではダブルハンドロッドを見かける事が多いです。
地域柄でしょうか?期間が空いたせいでしょうか?時代がそうなってる?
そして、ダブルハンドロッドといえば、スペイキャスト。
そのスペイキャストについて少々書かせて頂きます。
スペイキャスト (Spey casting) とは、ラインを空中で前後に振る通常のフライキャスティング、いわゆるオーバーヘッドキャストとは異なり、水面にラインの一部を付けた状態(この付いている部分をアンカーと呼ぶ)で後方にループを作り出すキャスト方法の総称である。オーバーヘッドのように後方空中に長いラインを伸ばさなくて済むため、岸際に木などの障害物が多い場所で有効な方法である。起源はスコットランドのスペイ川とされているが、そこから派生して世界各地の釣り場で独自の発達を遂げたキャスティング方法が存在する。
出典 ウィキペディア
スペイキャストは大きく分けて4つの種類が有ります。
・トラディショナル
・スカンジナビアン
・スカジット
・シューティング
・トラディショナルはロングベリーのラインを用いてウェットをフライを流す、スペイ川発祥の伝統的なダブルハンドのサーモンフィッシング。古くはダブルテーパーラインを用いて、何十メーターもの距離をリトリーブをせずに打ち返しのみでフライを流すといった釣り方をしていたそうです。現在は専用設計されたロングベリーライン(25m以上なんかは普通)が用いられる事がほとんどですが、それらのラインはリトリーブの釣りでは非常に扱いにくいもの。そして、現状を見るとほとんどのメーカーで今は生産されていません。キャスティング習得までにもかなりの練習が必要となりますので、始められたばかりの方や、これから始めたいという方にはなかなかお勧めできません。また、バックスペースを必要としないとされているスペイキャストですが、キャスターの後ろにDループを形成する都合上、長いラインになるとその分必要となりますので、実際の釣り場ではマイナスポイントとなる場合も。しかし、スペイキャスティングの基本となることは間違いないと思いますし、飛ばせる様になると非常に楽しいものですので是非一度はトライして欲しいと思います。スペイキャスティングトーナメントもロングベリーを用いるのが一般的。
・スカンジナビアンはアンダーハンドとも呼ばれている様です。勘違いしがちなのが、下手(利き手と逆の手)でキャストをするというもの。もちろん下手は重要な要素なのですが、シュート時だけに関わらず、あらゆる動作で下手を積極的に使うというもので、そう単純なものでは無さそうです。僕はアンダーハンドをしっかり理解した事がないので、これ以上は控えさせて頂きますが、トラディショナルスペイでもシュート時は下手を積極的に使いますので、シュート時だけの話ではないというの確かかと思います。キャスティングモーションに関しては各流派、各有名なキャスターや地域・国によって随分と見解の違いが有る様ですので、自分がやりやすいスタイルを取り入れるというのが良いのではないでしょうか。使用するラインは全長が9m〜12mで、スカンジナビアンラインとして売られてますが一般的なスペイキャストもペリーポークも(ライン重量によりますが)オーバーヘッドも可能です。最も使いやすい長さででしょうか。
・スカジットはスカジットリバーでスティールヘッドを釣るために生まれたらしいです。ざっくりですが、全長6m〜といった主ライン(ボディ)に、3m〜のシンキングセクション(ティップ)を先端に取り付けた短めのラインを使います。重いフライも安全にキャスト出来るのも利点です。前述の二つに比べるとかなり手前までリトリーブしてこられる事も利点になるでしょう。キャスティング方法としては、水の抵抗を用いたペリーポークやCスペイ等が用いられます。タッチアンドゴーのスイッチキャストやシングルスペイ等は全長が短いので不向きでしょうか。利点ばかりの様に思いますが、ペリーポーク等は水面を荒らしたり、重く太いボディはソフトプレゼンテーションが出来ずに魚を散らすなどと言われています。(しかし、これに関しては、そうでも無いと感じる状況はたくさん経験しております。個人的にはあまり関係ないと感じる場合も多く有ると思います。)
・シューティングスペイは、シューティングヘッドを用いたペリーポーク系のキャスト方法なのでしょうか。僕にはスカジットとの違いはライン位しか思いつきませんが、キャスティングモーションなんかも違うのだとか。難しく考えたり、厳密に言うと別物という事になるのでしょうが、ペリーポーク等で湖を攻めるのに生まれた名称、メソッドでしょうか。一つの確立されたメソッドにする事で商品を開発、販売する事が出来る他、人と話す時も通じやすくなりますし、整理もつけやすいですね。
大きく分けるとこれらの4つに分類されますが、要は『使いやすく、釣りやすく、キャストしやすく、自分のスタイル(色々な意味での)に合う』というのが重要です。
スタイルというのは特に重要で、伝統的な釣りをしたければロングベリーのトラディショナルになるでしょうし、合理性を求めるならスカジットなんかも良いです。
そもそもスタイルを求めない人はフライフィッシングなんかには手を出しません。
魚を釣りたいなら餌釣りが一番釣れます。
スタイルなんてどうでも良い、釣れたら良いって人はフライフィッシャーには少ないはずです。
なので、キャスティングさえも飛べば良いという一言では片付けられず、個人個人のスタイルが出る場所なんですよね。
ここからがちょっと重要。
トラディショナルに拘っている方は、『ホワイトマウス(ラインを水面から剥がす時の波)で魚散る。ロングベリーで釣らないと!!』とモダンスペイを軽視しがち。そんな方にあった事が有ります。
モダンスペイ派は、『ロングベリーは使いにくい。釣れない。止水で何回も打ち直すと魚が散る』等と敬遠しがち。
お互い食わず嫌いなのかと思ったり。
僕はトラディショナルから入りました。というかスペイを初めた頃は、まだそれほど普及しておらず20mくらいのラインが普通でした。
全くキャスト出来ず「もうやめた!!」と、ロッドを含め1セットを売却した経験すら有ります。
その後、諦めきれずに再度揃えて練習に励んで、下手くそながらも、どうにかこうにかロングベリーをキャスト出来る様になったという経緯がございます。
そして、釣り熱再発から2年・・・
釣るためのライン選択が可能な事を知りました。
キャストが簡単と言われるスカジットが、体の負担や近距離までのリトリーブを考えると、今はお気に入りですが、僕にはそう簡単でもなかったというのが正直なところ。
1歩目はそこそこ簡単。無の状態では無かったですが、トラディショナルの様な苦労なしでラインが飛びます。
けど、満足いくキャスト(飛距離、プレゼンテーション、ホワイトマウス、体に負担を少なく等含め、その他たくさん)となると、これまた難しい。けど、それも楽しい。技術の向上の為に練習したり、技術不足なのを道具のせいにしてアレコレ考えてみたり・・・。
自分のスタイルで良いはずです。
人のキャストは気にしない!!
人のスタイルにケチつけない!!
自分のスタイルで良いと思います!!
僕はどっちも好き!!
僕は北海道民です。
ダブルハンドロッドを使うフィールド(河川、湖、海)では、大物の期待値は大きいです!!
そして、風が強い事も多いです。
そんな訳で、本州ではオーバータックルと言われているタックルでもいけます。
むしろ、強風時や遠投が必要とされる場面においては、「これ位で正解!」と思える事も少なく有りません。
シングル未経験の方は11ftクラスのスイッチロッド、ライトスペイと呼ばれるダブルハンド もオススメです。
短めのダブルハンドロッドですと、中規模河川でのアメマス釣りにも良いですね。
シングルは使っているけど、これからダブルを始めたいという方にオススメなのは長めのダブルハンドロッド。
長めのダブルハンドロッドですと、タッチアンドゴーのシングルスペイ・スイッチキャストから、水面にラインを折りたたむペリーポーク系まで全てが出来ます。(ラインは異なる事も)
そんな訳で僕が、何度か別記事でもオススメしているロッドを再度ご紹介させて頂きます。
テンリュウ 天龍 フェイテス ノースランド FDH1304 #10 NL 価格:35,864円 |
テンリュウの13ft #10です。
新品でこの価格はお値打ちです。
なんか、最近テンリュウって凄い!!と思うんです。
フライ人口が減った今もしっかり作り続けている。
コータックは非常に残念な自体になってしまいましたし、マミヤ(ピーターズロード)も釣具から撤退(?)。
カプラスも残念。
スミスもフライからは撤退。
UFMウエダも、いま検索してみたらサイトが有りません。
ダイワもシマノも、ほぼ撤退。
ダイワとシマノには頑張り続けて欲しかった。
フリーストーン、アルトモア・ロッホモアファンは非常に悲しんでいるでしょう。
それだけ、フライは儲からない。
フライ人口が減ったのでしょう。
フライ人口が減ったのは、景気の悪化と反比例しタックルの値段が上昇し続ける事に有るのではないか?フリーストーンのFVシリーズの様な、初心者からエキスパートでも『えっ?あなたも使っているのね!!』というシリーズなんかが、ずっと有れば良かったのに。
ついでに書くと、日本のロッドは高すぎになってしまった。
海外製のロッドは10万円なんてのもごく普通なのですが、大概は『生涯保証』『25年保証』なんかが付いてます。僕も4、5回はお世話になってます。
長い目で見ると、これはそう高くない。
免責が1万円有ろうとも、折れたら治るんです。
10年も使えば折れはしなくても新しいロッドが欲しくなって、だんだん出番も無くなって・・・。10年使えば年間1万円です。
適正価格なのか?べらぼうなのか?そこは僕には分かりませんが、
国産のロッドが12万円とか普通に売られてますが、1年保証です。
恐ろしくて手を出す気にもなれません。
そんな中、テンリュウのダブルハンドロッドはこの金額で販売されています。
テンリュウ 天龍 フェイテス ノースランド FDH1304 #10 NL 価格:35,864円 |
内容が完全にずれてしまい申し訳ございません。
テンリュウの13ftロッドですが、モデルチェンジ前の物を僕も使っています。
このロッドでダブルハンドの釣りを覚えました。
ロッドのレビューとは異なりますが、下動画のフェザーインレイ入れたのがこちらのロッドです。
(チャンネル登録お願い致します!!)
海のアキアジもカラフトマスもこれで行けます!!
湖だって問題ありません!!
本流だって大丈夫!!
飛距離は14ft、15ftにはおよびませんが、軽くて疲れないので未だお気に入りです。
その後、もっと長いロッドやライトなロッドが欲しくなっても、13ft#10ってあまり無いので、無駄にはならないかと思います。
この価格で新品は他には有りません。
いや、そうでもないかな?
中国製のロッドは1万円代から有りますが、どうなのでしょう?
僕はグラスの中国製ロッドを使っていますが、ライン指定が全く適当です。
#6なのですが、WF-8-Fですら乗らない強さが有ります(笑)
なので、ダブルハンドロッド初の方はライン選択で悩むかも知れませんので、あまりお勧めはしません。
中古が嫌いではない方は、中古はオススメ!!
出来れば海外の有名メーカーが良いです。
それは何故って?
Speypage.com等のフォーラムで、適正なライン情報などが調べられます!
これは大きいです。
「Heyマイク!!俺も同じ竿だぜ!!いつも650グレインだけど、それがご機嫌だぜ!!」
「そのロッドの場合、あなたはロッドの3倍の長さのラインを使う必要が有ります」
実体験による情報が得られるのは嬉しい限りです。
昨晩、子供達が『鬼滅の刃』と『ワンピース』の最新刊を購入してきました。
みんな読み終えた様なので、僕も読もうかとベッドに持参。
ところがどっこい。
昔のフライロッダーズが僕の目に止まりました。
漫画はそっちのけで、久々に見入ってしまいました。
2000年(もう20年も前!!びっくり!!)の雑誌でしたが、CNDが出たばかりで、それと同時にスペイキャストが盛り上がってきた頃。
当時の標準は15ft10番。
今ではあまり人気のなさそうな15ft10番ですが、スペイキャストを覚えるには本当にもってこいの長さ・番手だと思います。
今でも僕の中でのスペイロッドの標準は15ft#10。
最近出番の多い14ft9番なんて、かなりライトにさえ感じます。
昨日ご紹介させていただいたテンリュウの13ftなんかは15ftに比べるとめちゃくちゃ楽で、「今日はライトタックル」なんて感覚にさえなります。
そして、北海道では今現在も愛用者は多い。
(北海道とあえて書いたのは他の地域の事を知らないからです)
何度もしつこいですが、13〜15ftの#9以上のロッドは是非一本!!
イトウ、鮭、海アメ、海サクラ、デカニジ、デカアメ等々、決してオーバースペックでは無いと感じる場面も多いはずです。風強いし。
今日はリールについて書こうと思っていたんです。
話がそれました。いや、全く無関係でも有りません。
あらゆるスペイを覚えるのに最適な一本は13〜15ftの#9以上(と本にも書いていた(笑))なのですが、現在それらに合ったラインを収容出来るリールが非常に少ないのです!!
僕も予備と息子用とに欲しいと思い探したのですが、20年前は『こぞって出ていた』スペックなのに、今は本当に少ないです。
そんな訳で、中古を探し下動画(登録お願いします!!)のリールを購入した訳です。
動画を編集している最中に知ったモデルが有りました!!
ティムコのオラクルTH
ティムコ(TIEMCO) オラクル THツーハンド VII リール DKチタン 420010610701 価格:12,870円 |
ティムコ(TIEMCO) リール オラクル THツーハンド VII リール ダークチタン 新品価格 |
最初期のオラクルはマシンカットでちゃんとしていました。
特別安くも高くもなかった極普通の値段でしたが、フライブームという事も有って、十分に売れたでしょうし、儲けも有ったのでしょう。
釣りをしていない時期が有るので、その間は分かりませんが、3、4年前に買おうと思って見たのはeBayで2000円で売ってそうな、ひょっとしてティムコに限らず各メーカーがロゴだけそれに入れたの?という個性の無いリールでした。個性がなくても質実剛健さが有れば僕も大好きなのですが、そんな雰囲気も有りません。時代のニーズってやつなのかも知れませんね。
ダイワもシマノも、もうリールは販売していない?少なくとも大きなサイズは有りません。
海外メーカーは高いので、日本のメーカーで探しましたが、AMPEXもサイトを見てもよく分かりません。ラインキャパを見ても#10としか書かれていなかったら、スペイラインが負けるのかは分かりません。
で、中古を探した訳です。
で、で、動画を編集中にオラクルを見つけました。
これは、WF10F+バッキング250mと書かれていますので、(あくまでも予想ですが)実釣向けのスペイラインは巻けると思います。
そして、オリジナルデザインな感じも僕は気に入りました。
amazonでは在庫1となってますので、買おうか迷ってます。
すぐに必要な訳ではないのですが、これも生産中止になったら、また探すのに大変!!
あと、今月は買い物し過ぎました。
これを見て下さった方に先を越されるのは本望です。
けど買っておきたい・・・。悩むなぁ・・・。
#1でスペイのスタイルについて色々書かせていただきましたが、まずはスカジットから始めてみましょう。
スカジットは『太く短い』というのが特徴です。
その為、重いフライ、重いシンキングティップも軽々とキャストが可能です。
実際に使うと分かるんですが、他のラインに比べて『こんなに違うものか!』という感覚になるのは確実。
そして、短いヘッド長は近距離までのリトリーブにも適しています。
20mものヘッドの場合は、足元までリトリーブするとなると、一番重いベリー部分は完全にストリッピングガイドとリールの間になります。
リトリーブの都度、長いヘッドを穂先から出してキャストするというのは実際にやってみるとかなり辛い。非現実的とも言えるでしょう。ロングベリーはやはり打ち返しの釣りや、遠くの魚に狙いを絞った際に使うのがベストですね。
飛距離はロングベリーに比べると劣りますが、太いボディは強風にも波にも強いです。
コンスタントにキャストが出来るというのは、必ず釣果にも繋がると思います。
こちらの動画では『スカジット』を使用しております。
(チャンネル登録お願いします!!)
買ったのは、こちら。
Maxcatch Skagitシューティングヘッド 250g-650 GR 17 FT-25 FT、2つの溶接ループ付 フライライン (ティール/オレンジ, 17FT 250GR) 新品価格 |
スカジットラインというのは、基本的にはそのまま使いません。
『スカジットボディ+(必要であればチーターと呼ばれる)長さ調整用のライン+ティップライン』
が、スカジットのラインシステムとなります。
スカジットに限ったことでは無いのですが、ロッドの長さx3倍がラインの適正全長と言われており、その位の長さになると確かに投げやすいです。
そろそろ行きたい!!と思っているう『イトウのラインシステム』動画でもお話させていただいておりますが、基本はボディ単体では使用出来ないものとなっておりますので、ご注意ください。
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ご紹介させていただいたロッドとリール、このラインでイトウ釣れるはず!!
インターミディエイトやシンキングラインが良いと言われていますが、スカジットでもいけると思うんですよね・・・。
結果は出します!!多分・・・(汗)
先週、友人二人が釣りに来ました。
僕がこっちに来てから、もう10年以上は経過しますが、こっち方面で一緒に釣りをするのは初めてです。(オーリーを探せ!!ではないですが、一名どこかに写ってます(笑)先日、息子にロッホモアの15ft6inchをプレゼントしてくれました。ありがとうございます!!)
良い魚を釣って帰って欲しい。
何箇所回ったかな?
12時間も釣りをしたのは久しぶり。
大きな魚は出ませんでした。
急激な冷え込み、気圧の変化、スーパームーン・・・
条件的にはあんまり良くなかったのかも知れません。
それでも、40には届かないまでも綺麗なニジマスをキャッチ。
SCOTTのG885が、ぐんにゃり!!
今思うと、彼との出会いはこのG885が大きかった。
釣り場で、『同じ竿だね!!』と。
ギター弾きでもあったし、生まれた年も一緒。
若い頃は朝までよく飲みました。
今思うと尻の青い若造でしたが、スコッチ談義に花を咲かせたりして(笑)
僕は金欠&若気の至でG885は手放してしまったけれど、中古で見つけたら必ず買おうと思っているロッドです。
思い出のG885。(奇跡的に残っていた20年前くらいの写真です)
その後は久々に酒をかっくらって・・・本当に楽しかった!!
次は屈斜路?イトウ?(笑)