激安スペイロッドブランクは最高のアクションでした!!

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ダブルハンドフライロッド

ダブルハンド・ツーハンドのフライロッドは高い!!
中古の球数も少ない!!
有っても高い!!
安いものは古い!汚い!折れそう!!
古いものは重い!!
重いと無理!!

まぁ、書き出すとキリが有りません。

立て続けに二本を折り、修理しても他の箇所から折れました。
バランスが崩れた結果でしょう。
YouTubeにはUPしてますが思い出したくないのでリンクは貼りません(笑)

そんなこんなでロッドが欲しい。
僕の場合は息子がセットなのでx2になります。
とても高額なロッドは買えません。
一本でも無理なのに、二本なんて絶対に無理です。

以前からオススメしている天龍の13ft10番のロッドは低価格で良いのですが、同じロッドを買うのもなぁ・・・。

テンリュウ 天龍 フェイテス ノースランド FDH1304 #10 NL

価格:35,864円
(2019/11/14 13:22時点)
感想(0件)


色々探しましたが、ピンと来ない。
それは何故って?
我々フライマンはかぶれてるんです。
ダメなんですが、かぶれちゃってるんです。

なんか憧れのメーカーとかお気に入りのメーカーとか有って、それが使いたい。

フライをやってる時点で『かぶれやすい体質』なのだと思います。
その中でも僕はそれほどでもないと思いますが、メーカー信者なんかがいたりします。
いつの日か機能重視という感覚はなくなり、どこどこの新作!なんて感じになったり・・・。
けど、スタイルを重視するのもフライの楽しみの一つで有って、それがなければフライなんて面倒臭い釣りはしないはずです。
釣りたいだけなら他の釣りでも良かったはずなんです。

僕は今回自分でロッドを作る事になるんですが、その決定までは『全然好きなつもりは無い』SAGEの新しいロッドが気になって仕方なかったんです。
本当に全然好きな訳では無いのですが、何本かSAGEは集まってしまって、使うとこれが良いんです!!
で、グラファイトのテクノロジーの進化等も詳しく説明していて、あれがまた男心をくすぐるんです。
自社開発の最新のなんちゃらでかんちゃらでブレないだとか、軽量化だとか・・・。
まんまと戦略にはまる。
(ただし、ジェネレーション5のZ-AXISを振った時は『違うかも!』と思いました。プラシーボ?)

だめだめ!リセット!!


高いから作ろう!!

世の中のダブルハンドはショート化、定番手化が進んでいる様です。
ブランクを探すにも売ってません。

それは一昔前のロング高番手を補えるからという話も・・・。

なんかで読みましたが、『#8だけど一昔前の#10のパワーがあります』それってどういう事?
今も昔も#10は#10ではないのだろうか?
スイッチロッドの6番なんて完全にシングルハンドの8番を超えているのでは?と思うパワーのあるものも有りますが・・・結局は振ってみないとわからない。魚をかけてみないと分からない。そういう事?

もっと言うと、アレが面倒!!
グレインウィンドウってやつ!!
同じ長さの8番ロッドなのに、650グレインだったり500グレインだったり。
150グレインも違えば番手違って事にならないだろうか?

そんな事をぼやいたところでどうにもなりませんので、話を戻します。

ここ北海道での14ft #9/10なんかは全然オーバースペックではないはずです。
風も強いし、対象魚も大きいです。遠くのライズだって狙いやすい。

日本にはなくても外国には有ります。
SAGEやWINSTONのブランクも考えたのですが高い。
部品買ったり、手間を考えると完成品買った方が良い。

やっぱりまたeBay
https://www.ebay.com/itm/Aventik-IM10-Salmon-Fly-Rod-Blanks-LW8-9-LW9-10-LW10-11-Fast-Action/152998293471?var=452799639872&hash=item239f68afdf:m:mSmX8jE3jaJEUnR-rpLMwZA

送料入れても9000円行きません。
9000円って事は免税。
ポッキリです。

当初は折れたロッドをこのブランクを部品にして復活させようと思って注文したのですが、これが良いんだなぁ。
色も綺麗だし、素振りした感じも好み。


部品はどうする?

折れたパートリッジの15ftは、もう諦める!!
しかし、なんだか勿体無い。
1セクションだけ有れば使えるのに・・・。

・・・Newブランク用のパーツは探しました。
コルクが結構高い。
リールシートもサイズが検索でひっかからないので、一個ずつサイズを確認しなければならず、途中で嫌になりました。

『これならパートリッジのパーツ再利用だ!!』

そんな訳で躊躇しながら分解しました。

いざ分解となると、あんまり気に入っていたロッドではないし、むしろあんまり好きになれなかったロッドなんですが、思い出とかは有るものです。
なんだか全てのパーツを再利用したくなりました。

コルクグリップの再利用なんて絶対に無理だろうと思って始めたんですが、『ん?ここは行けそう』『ここも行けそう』『このままいける!!』そんな感じで、大した心算もなく無事に取り外せた感じです(笑)

ガイドの取り外しは簡単です。カッターでラッピングスレッドを切るだけ。
巻くのはあんなに大変なのに、切るのは簡単。

ただガイドがもう一つ欲しい。
最近、13個のロッドが多いのは、12個より良いからだろう。
それだけの理由で、色は違いますが以前買ったガイドを一つ追加して組み立てます。


イトウという名のスペイロッド

グリップが想像以上にうまくいきました。
細めでかなり好み!!
市販のロッドはちょっと太い。
海外ロッドは特に。

そして短いグリップは好きじゃないんです。
シンキングラインを持ちあげる時に腕が辛い。
ちょっとでもグリップが長い方が楽に感じます。

キャストの時はどっちでも良い。
下手も積極的に使いますので、パワーのかけ方には大差無いような気がします。
YouTubeの『折れ動画』には下手を使ったアンダーハンドでキャストするから折れたのでは?なんてコメントが有りますが、アンダーハンドってそう言う事ではないです。
スペイキャストでも下手を積極的に使うのは普通だと思います。
アンダーハンドロッドの方が強いなんて感じにも書かれてましたが、それも違うと思います。
正確な区分なんてないでしょう。
トラディショナルアクション一つとってもロッドによってアクションは随分異なるものです。
アンダーハンド用のロッドが強いとか、OH用のロッドが強いとかはないはずです。

一本は許容オーバー。もう一本は息子のビーズヘッド強打によるものと思います。

またまた話が反れました。
気ままに書いてるから、全然書く予定のない事まで書いてしまいます。
ご容赦下さいませ。

こんな感じでイトウという名のロッドが出来ました。


完成しました!!


見てくれは過去最悪・・・。
まぁガイドのコーティングが酷いだけですので修正は可能です。(やらないかな・・・)

実際に使用してみました。
猿払では存分に使うつもりでしたが、息子に奪われ5分も振ってません。
実は、前々回の釣行時のZ-AXISも息子に奪われてます。
どうやら15ft6inchは長くて扱いにくい様です。
ロッドの長さに合わせてラインを長くすると手前までのリトリーブが辛い。
かと言ってラインを短くすると最低限の遠投すらままならない。
それと15ft半の割にはグリップが短い!!
アレは本当に辛い。
シンクティップのピックアップを繰り返すと、グリップ位置の重要性に気がつきました。
短いグリップだと本当に抜きにくい。
腕がパンパン。肘も痛くなります。歳のせい?

そこのところもクリア出来ました。
軽量でキャストもしやすい『体に優しい』ロングスペイロッドに仕上がりました。

この13ftバージョンも欲しい。(というか注文してしまいました。)
それと、折れた時の対策にもうワンセット買っておこうかな?

もうロングスペイロッドの市販品は買う事がなくなりそうです。

部品を全て新品で揃えても2万円はかからないと思います。(ロッドケース、ソックは無いけど)
ただ、道具、工具を買わなければならない方には高くつきそうですので、『自分で作ってみたい!』『自分で作ったロッドで釣りたい!!』って方にはオススメです。

シーズンオフはロッドメイキングで濁すのも(笑)

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