アンプの修理は基本的に承っておりませんが・・・

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アンプの修理に関して色々

アンプの修理は、基本的にお断りしております。申し訳ございません。

あまりにも膨大な時間がかかってしまうのですが、症状によりけりでも有ります。
かと言って、『かかった時間分の工賃を下さい』とも言えないのです。
二日間丸々かかるなんて事も珍しくないですし、トランスなんかが壊れていたりすると、部品代だけでも数万円。
なんか有ったら嫌なので、ついでに真空管なんかの消耗品も交換なんてしたら・・・。
修理してる側としては、『儲けたい』という気持ちは100%無いんですが、先を考えると開けたついでにそろそろコンデンサーも交換しといた方が良いとか諸々が出てくる訳です。
そうなると、部品代だけでも5万円以上も普通です。それに工賃もかかってきます。拘らなければしっかりと使えるアンプが買えちゃいますね。

『電源入らないから、そこだけ見て』と言われると、そこだけ見せていただく事も有ったり無かったりしますが、中でヒューズが切れていたり、基盤が焦げて導通が無くなっていたりと有ります。
そこを直しても、他に原因が有るはずなので、一時的に使えたとしても必ず再発する事がほとんどです。

『真空管交換時にバイアス調整をしなかったから?』なんて事も聞かれる事が有りますが、そうとも言えるし違うとも言える様な気がします。

バイアス調整は必要なのか?バイアス調整用のポットの無いアンプは沢山売られてますが、それは何故か?
メーカーが『このくらいでOKだろう』という数値で設計・設定しているのでしょう。
実際に、バイアス調整&交換を何度もやってますが(今は承っておりません)、大きく外れた物もなく、そのまま使っていても大丈夫って事が圧倒的に多いです。
なので新品の真空管への交換では、音の好みはどうあれ壊れる事はまず無いはずです。
けど、交換後直ぐに真空管が壊れたり、真っ赤になったり、熱暴走したり、ヒューズが切れたりする場合は、バイアス回路そのものが原因だったり、他のどっかが原因だったりします。

話はダブっちゃいますが、僕が私用としてギターアンプを使っていての数少ないトラブル経験では、多少バイアスが狂ってるからと言って直ぐにヒューズが切れたり、すぐに真空管がダメになるという事はない様に感じています。なので、新品にも関わらず真空管が短命で終わる場合は、バイアスが原因という事も有るでしょうが、その場合も調整しなかった事によるバイアスの狂いではなく、バイアス回路そのものが逝ってしまっているケースも考えられます。
(少々話は逸れますが、僕の自作5F6Aもどきはバイアスがちょっとずれている状態(あえてです)で使い続けていますが、真空管の寿命の違いは感じていません。使用頻度が週に1時間程度なので分からないのかもですが。)

電源は入るけど音が出ないなんて場合は、単純に真空管不良・寿命なんて事も多いので、まずは予備をお持ちする事をお勧めいたします。
(うちでは誠に申し訳ございませんが、新品真空管を取り寄せての交換というのも承っておりませんので、まずはご自身でお試し下さい。新品に交換しちゃうと、『ダメでしたね』では済まないからです。本当に申し訳ございません。)
1番のお勧めは購入店への修理依頼です。

新品真空管を入れてもダメだったり、その時はOKでも短時間・短期間でダメになる様で有れば他がダメって事なのは言うまでもないです。
新品に差し替えた際に真っ赤になったりする様なら使用は中止しましょう。
差し替えで普通に使えるのなら、そこからバイアス調整を考えたら良いと思います。
が、真空管の寿命を縮める事にもなる無責任発言とも思いますので、やはり購入店への相談、もしくは代理店への相談が1番です。

修理はメーカーが一番安いです。(メーカーもしくは代理店で対応してくれるのなら)
これは断言出来ます。
何時間もかかろうが、売った責任が有るのは当然ですが、部品ごと丸々交換出来るのはメーカーのみ!
修理店では、分解から原因究明、小さな部品交換全てをやらないとなりません。
今回ハマり中の修理などが良い例で、特定されている部品を交換するにも全てを分解しないと部品にアクセスが出来ないなんて事が有ります。

こちら(下画像)は、ポットのシャフトが抜けかけているだけだったので、ポットの交換をすれば解決なのですが、全てを真空管のソケットから何から何まで分解しないと基板が出てきません。あと1、2cmシャシーが大きければこんな問題も出なかったはずなのにと感じますが、どうにもなりません。
全バラと時間換算の工賃が半端ないです。断線等他を壊すリスクも生まれます。

基板実装のポットですが、今回は方式を変更します。
壊れたポットを取り外すだけでも、もう大変!!
リードを出して、基板を浮かさずに交換します。(この部分は多少リードを出してもノイズの心配は大きく有りません)
でも、ハンダゴテも入らず大変!
それでも全バラよりは全然早いです。
ミラーで確認しながらどうにかリードを半田付けする事が出来ました。
(ちょうどポットが在庫切れなので、本日はここで終了)

実はお預かりした時から今回の修理はこれを想定しておりました。なのでご了承いただいての修理となってます。

なかなか修理職人も居なくなってきている様で、アンプの修復って難しい時代なのかも知れません。

そもそも、小さな部品のついた基板のアンプなんかは人間の手では無理だったりもします。

高額真空管アンプを使い続ける時代でもなくなったのでしょうか?
ネットを見ていても、修理をするよりも買い換えた方が良いのでは?と思う金額で真空管アンプが入手できる時代にもなってきている様にも感じます。

下手したら部品を揃えるよりも安いかも。なんて思う事も。

そんな事情もあって、『買った方が安かった』も珍しくはなく、修理もしにくいってのも有るんです。

なんだか複雑な気持ちになるんですよ〜。


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