MARTIN D-28 12弦『弦高が高い!!』リペア調整色々

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弦高が高い!!

12弦ギターって、押弦が辛いですよね。
それなのに、ネックが反ったり、起きたりで弦高が高くなったら更に大変です。
案外多いのです、12弦の弦高のご相談。

(関係ないですが、僕のYAMAHAのLA12弦(8Aとかだったかな?トップ単板は確実です)、欲しい方買ってください。弾きやすいです。)

そして、歳をとるにつれて弦の張力で更に弦高が高くなってるものが結構多い様に思います。

どんな分野でも同じかと思いますが、何十年先まで使うなんて考えていないのでしょうね。
生き残る奴だけ生き残れば良い。そして、それが良いのでしょう。

今回お預かりした28の12弦も70年代製。

僕も、みなさまも70年代って古い楽器と感じないかもしれませんが、もうかれこれ40年以上前です。

何十キロ(12弦なので100kg越え!?)ものテンションをかけられ続けたら、やっぱり各所に変形なんかは出てくるでしょう。


困った!!

当初の予定では、ブリッジをすこしだけ削るのが良いのでは?と思ってました。
ネックリセットは高額な最終手段ですので、僕からお勧めする事はほぼ有りません。
(心臓に良くないし)

70年代のアジャスタブルロッドの無いギターは、けっこうブリッジが削られているケースが多いですが、同じ理由でしょうか。

で、こちらのギターも弦を外してみてみました。

サドル溝が1mmくらい。
弦高を1mm下げたいとなるとサドルを2mm削りますが、サドル乗らないですね。

となると、、、
ブリッジ削って、サドル溝切り(彫り)なおして、サドル作って、、、
なんだか結構なリペアになります。

とりあえず、弾きやすく。
というライトな感覚のご依頼からはかけ離れる感じです。

で、各部を見渡すと、
ナット溝は悪い。ここを修正したらローコードの弾き心地は随分と変わるはず。

弦も太い。
最近ではデフォルトの細い12弦セットへの交換でも随分と変わるはず。
押弦はもちろん楽になりますが、テンションがゆるくなる分ネックの反り、ボディの持ち上がりも少なくなって弦高下がるかも。そう願います。


リペア開始

ナット溝の修正で弦高が下がるのは明らかな感じですが、そこは最後のお楽しみ。

まずはブリッジ周りを。

1弦はサドルにテンションがかからずシタールの様にミョンミョンします。
導入溝を切ると解消されそうですが、ブリッジピンに当たっちゃう状態。

全体的に6弦側に寄った溝は嫌な感じですね。
他は広めに再切削でなんとかなりそうですが、1弦は1度埋める必要が有りそうです。

とい訳で、爪楊枝で。

いやいや、勘違いしないでください。
爪楊枝は詰め物の流れ落ち防止の壁です。ギターの一部にはなりません。

そして、埋めた状態。

弦を張ってしまえば分からないですが、この溝結構目立ちますね。
けど、これが無いとミョンミョン言います。
無事、隣のピンにも干渉せずテンションもかかります。

全部調整して、すっきり弦が真ん中に来る様になりました。

テンションかからなくなるのが怖いので、
あまり追い込んではいないですが、サドルもちょっとだけ薄く。

そして、ナットを調整して完了となりました!!
(ナットの写真は撮ってなかった様です)

4mm近くあった弦高ですが、現状で6弦が2.5mm強、1弦が2mm強と随分と下がりました。
リペア以外には、暫く弦を張っていなかったのと、その後張った弦が009−046のセットというのも大きいかと思います。

『ライトリペア』で低弦高の実現が可能な場合もあるという勉強になりました。

もしくは思い切って、こちら!!

流石にMARTINでは・・・と動画のギターの所有者もおっしゃっていました。

僕は有無でいうと、有りだと思います(笑)

ご用命、ご閲覧ありがとうございました!!

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