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ロッドビルディング初挑戦!!
- どうして作るの?
- 部品集め
- 製作開始!スパイン出し!
- リールシートとグリップ取り付け
- ガイドスペーシングと仮付と試しキャスト
- ガイド取り付け・スレッド巻き
- コーティング〜完成!!
- 魂入れ完了!!https://youtu.be/G7ou9YUd450
振り抜けよし!軽い!使ってて嬉しい!初号機としては良い出来!!自画自賛ですが、自分が褒めないで誰が褒める!!良いロッドです!!
だがしかし、この日はバラシまくり。
1発目で切られたのは、完全に僕のミス。去年からリーダー(ティペット)を取り替えてなかった。結び目もなんにもない真ん中からぱっつり。ひょっとしたら魚さんが岩に突進したかな?
その後のバラシは、すべて僕の方に向かって泳いできた魚のせい。
ここまで突進され続ける日は、今までにはなかった様な。好かれたか?
26cmのヤマベ(北海道ではヤマメをヤマベと言います)のみキャッチ出来ましたが、魂入れには相応しい記念すべき1匹となりました!!
第二弾 EPIC FASTGLASSを作る!!
昨年、釣り熱が再発しました。
10年もブランクが有ったので、道具も随分変わってます。
周りと比べる必要性は全くございませんが、僕のタックルは古い!!
新しいものでも15年〜経過してます。
再発後は、個人の嗜好の問題ですが、釣り方も当時とは違ってきたりしました。
「あの番手が欲しい」「もうちょい長いの欲しい」「短いの欲しい」「ゆったりアクションのロッドが欲しい」
まぁまぁ尽きる事なく欲求は生まれます。困ったものです。
15年ぶりに奮発するか!!とWinstonのBoron3LSを購入するも、10回も使わずして魚をかけた際に折るという惨事。
そんな事はないはずですが、「この辺の大きなニジマスにはパワー不足なのか?」と思ってしまいました。
現在は、無事保証で治ってきてますが、その後は1度しか使用してません。
『パワフルでゆったり感じられるロッドが欲しい。』
いろいろ物色するも、物欲をそそるものが有りません。
それと、高級ロッド呪縛からはもう解放されたい。
昔からの憧れや、プラシーボなんかが非常に大きいと思いますが、名の知れた高級ロッドは確かに良いものが多い。
けど、そんな余裕は有りません。そのお金が有るのなら遠征釣行費用に回したい。
そんな時、キャスティングを僕に教えてくれたフェンウィックのグラスロッドを思い出しました。(6番の8ftくらいだったはず)
「あれだ!!」
「あれをまた振りたい!!」
モデル名も覚えてませんので探せませんし、探したところで見つからないないでしょう。
市場には中番手の、8ft以上のグラスロッドはほとんどありません。
あっても入荷待ち。しかも2ヶ月以上との事。
在庫を聞くとEPIC(この時初めて知った)の12万円プラス消費税の高級ロッド。
上手い事いかないものです。
で、2本の格安グラスロッドを購入しました。
一本はTB中古1500円のシェイクスピア。味があって良い。想像通りのアクションですが、これを振った瞬間、メールで勧められたEPIC等の『進化系・現代グラスロッド』がめちゃくちゃ気になり始める。
もう一本は中華性ロッド。Maxcatchのウルトラグラス906。こちらはかなり重いけど強いし悪くはない。今年の鮭釣り(もちろん海)はこの6番で行きます!!
けど、なんか釣っていて満足できません。
デートで自分の趣味と違うものを着用している様なもの?そんな感じ?
もう作っちゃえ!!
部品集めをします。
フライロッド は随分長い事使ってきているのに、当たり前の話ですが今更ガイドの大きさに違いが有ったりだとかに気がつきます。
何を買って良いのか分かりません。
一つずつ整理して考えましょう。
ロッドブランク:これは今時のグラスファイバーが良い。8〜9ft希望。5番〜6番が欲しい。この位のスペックなら大きなニジマス君とも戦えるでしょ!!
リールシート:アップロックのウッドがいい。ちょっと綺麗な杢の出ている物が希望。いろいろ調べていくと、グラスの場合はバットがカーボンに比べると極端に太い。よってリールシートは吟味しないと装着できない事もよく有るとの事。
ガイド:シングルフットのガイドがいい。スネークガイドが一般的ですが、シングルフットだとラッピングが一箇所なので軽量化に繋がると思われる。見た目的にも可愛らしい。重たいグラスなので少しも軽量化!グラム数では大した事なくても、フィーリングは変わってくるでしょう。
スレッド:ガイドを止めるスレッドは専用の物が有るらしい。初めてのビルディングですし、元々うるさいデザインは嫌いなので、単色でいきます。
ネットにも通販サイトは出てきますので、入手は案外容易です。
それだけ作る方が居るという事なんでしょうかね。
で、揃えたのがこちら。
仕事しながらなので夜間作業が中心となりますが、ロッドの組み立ては『音が出ない』ので良いですね!
電動工具でウィーン!!とかないので嬉しい限り。
すぐに加工等をしたいのですが、製作前の下準備として大事なのが『スパイン出し』
スパイン出しをしなければ、まともなロッドにならないらしいです。
動画(↓)でも、話をさせていただいておりますが、スパインってのは『背骨』の事。
背骨が横に有ると横に曲がってしまうのは容易に想像できますね。
キャストにもファイトにも支障が出るのも想像できます。
まずはスパイン出し!!そこから!!
次回はグリップ取り付けをしていきます!!
シールシートは開封動画でもご紹介させていただいておりますが、ブランクに対してかなり細い。穴を大きくすると、リールフットの乗る部分の木がなくなってしまいます。
杢目ウッドを諦めてオールメタルにしようかとも思ったのですが考えました。
細い芯を入れて、それとジョイント!!
言葉では難しいので、動画をぜひご覧ください。
この部分はキャストやファイトには影響しません。
耐久性や見た目にさえ問題なければ、この方法も全然有りです。
杢目のリールシートが取り付けできました!!
けど、無い物ねだり、、、隣の芝生は、、、
メタルのリールシートも格好良かったかな?
なんて今は思ったりしてます。
2本目が有れば、それはフルメタルも視野に考えてみます。
次回はガイドの仮付とキャストについて!!
ガイドの取り付け間隔はどうしましょう?
ここでアクションは変わってくるかと思います。
数も重要です。
家にある長さの近い、昔の安いロッドを見ると、ガイドの数は少ない。
ちょっと参考にならないと言うか、参考にしたくないと言うか・・・。
少ないと曲がるポイントを集中させる事にも繋がりますね。
ある程度の数は必要かと思います。
で、BlueHaloとかEPICとかの今時設計(かと思われる)ガイドスペーシングを参考にさせていただきました。
http://bluehalostore.com/
https://swiftflyfishing.com/
どちらのメーカーもブランク販売してますので、ガイドスペーシングも公開されてます。
いずれは、2社のブランクも試したいですね。
スペーシング表をコピーして、墨出しして、マスキングテープでガイドを仮止め。
いよいよ振れる!!
次回はスレッド巻きやっていきます!!
野球見ながら、居間で巻き巻き。
最初は難しく感じるかもしれませんが、2箇所も巻き終えた位からは『面白さ』を感じ始めました。
多分、おばあちゃんの編み物的な感じかと(笑)
野球見ながらまったり〜
と行く予定でしたが、
負け試合でヒートアップ&イライラ(笑)
ファイターズ頑張れ!!
基本的な巻き方動画は、他の方のをご覧いただいた方が良い場合もございますが、
素人が巻いていて感じた点、気を付ける事など話してますので是非ご覧ください!
ボビンホルダーは絶対にオススメです!!
ロッドビルディング楽しい!!
次回はコーティングでーす。
コーティングは100均エポキシを使用。
アラルダイト等は信頼性抜群ですが、硬化に時間がかかります。
それを薄めて使うとなると、どれだけ時間がかかるのか?未知数。
なので、速乾タイプを使う事に。
今までのロッド修理は全てこれですが、不具合は出ておりませんのでOKでしょう。
数年前に修理したスペイロッドも全然へっちゃら〜。
今度はUVレジンやジェルネイルでのコーティングも試してみたいな。なんて思ってます。
動画にまとめましたので、ご覧いただけると幸いです!!
使用した感じは、昔のグラスとも違うし、Maxcatchとも違う。
一番好みな感じに仕上がりました。
カーボンに比べると重たいですが、気になるほどの重さでは有りません。
高級ロッド・ブランド呪縛からは解放されそうです!!
自作ロッド最高!!
価格:58,320円 |
価格:35,640円 |
追記:振ったり、釣ったりしました!!
カーボンとはもちろん違う。昔のグラスとも違う。けどグラスのフィールは十分に有ります!!
フライロッドってグラスが良いんじゃない?という感じにさえ思えます。
まぁ、今は熱をあげているので特にそう思うのかな?
振ってる感じ、釣ってる感じの動画も近日中にUPさせていただきます。
↑初ビルドのロッドですが、その後無事に魚をキャッチできました!!
嬉しい事に、ここ最近ではあまり見かけない26cmのヤマベ(ヤマメ)がファーストフィッシュとなりました!!
近日中に動画もUP致しますので、是非チャンネル登録して下さい!!
https://www.youtube.com/user/YuaryGuitars
んで、、、燃え尽きたと思いきや・・・
EPICが気になる!!
なんとかブランクを入手出来ないものか?
釣り具ショップのサイトで確認したところ、ロッドブランクがやく50000万円、ロッドソックが約5000円、ロッドチューブが約15000円。合計7万円!!絶対無理!!
スタジオビルドの完成品(オーダーかな?)は12万円もしますが、外注生産のスタンダードは8万円。
正規品のブランク買って組み立てても5000円しかお得になりません。
いや、手間暇考えたら・・・どうでしょう?
いやいや、、、リールシートやらグリップやらガイドやら購入したらスタンダードを超えてしまいますね。
だけど、そういう事ではないですね。
ロッドビルディング・ロッドメイキングやカスタムオーダーの醍醐味は、『世界に一本のお気に入りロッド』を所有出来るという点なのではないでしょうか?
海外サイトなんかも探してみました。
さほど苦労せずに見つけましたよ!!
詳しくは動画をご覧ください。
このEPICのグラスロッドは最先端のグラスらしい。
グラスはすぐにカーボンに変わっていってしまい、あまり開発が進められなかったのかな?
アメリカで開発された素材らしいですが、アメリカ製のグラスロッドにも同素材が使用されているのでしょうか?
オービスのグラスロッドもSグラスらしいので同じかな?
第一弾で作ったロッドも格安ですがアメリカのサイトのものですので、ひょっとしたら同じ素材かな?まだ素振りだけですが、アクションは似た感じですし。
BlueHaloは昔ながらのEグラスという情報をなんかで見ましたが、公式サイトにはそんな情報は有りませんね。みなさんのレビューなんかを見ていると『ハイモジュラス』『ミディアム〜ファストアクション』なんてのが多いので、これも昔のグラスとはちょっと違うのでしょう。
http://bluehalostore.com/3rd-gen-4-piece-fiberglass-blank-coming/
色んなカラーが有って、おいしそう。
今年はもう作る予定はないです。自制心をきかせていきます。
来シーズン、グラス熱が冷めていなかったら、次はコレ!!
先ずはEPICをはやく作りたいなぁ。
仕事を終え、ご飯を食べ、風呂にも入り・・・そこから夜な夜なロッド組み立てる。
至福のひととき。
早くパーツ類届かないかなぁ。
スパイン出し〜ガイドスペーシング〜リールシート・ブランク文字入れ
リールシート届きました!!
グリップはサイズ間違い。注文し直し。
しかも、動画の通り破損。
今回のリールシートはフルメタルでいきます。
しかも、ブランクがフローティング状態でセットされる予定です。
面倒だとか、有るもので済ます。って訳では有りません。
きちんと、グラスの筒が入ったリールシートも同じ位の金額で購入可能です。
自分の為のロッドですので、まぁまぁ固い事を言わずに見守って下さい。
ちなみに、リールシートの価格はピンキリ。
昔の安物ロッドに付いていた『プレス』の安っぽい奴なんかも、選定しているうちに格好良く見えてきたりと不思議発見!!
しっかりした感じのアルミ主体のシートも2000円〜で色々と選べるので、部品選びもまたロッドビルドの楽しみの一つですね。
そうそう、初号機のリールシートは息子のアルトモアと超そっくり!!(杢目は僕のやつの方が良い感じ)
出所は同じなんでしょうかね。
ガイドは前回同様シングルフットで行きます。
作ってみると尚感じるんですが、軽量化には相当貢献できるかと思います。
キャストもキャッチにも不具合も無さそうです。
ただ、付けにくい。けどルアーロッドはほとんどこれ。けどけど、フライのシングルフットは足が短いのでラッピング時の仮止めがしっくりきません。けどけどけど、ラッピング・コーティングは半分で済みます。
では、サブタトルの内容に移りますね。(前置き長い)
スパインは前回同様の方法で探し出します。
EPICロッドはスパインが非常に分かりやすい感じがしました。スパインって無い方が良い様な気がしますが(どうなんでしょう?)、分かりやすいって事は、ここを蔑ろにすると変なアクションになってしまうという事ですね。オールドシェイクスピアのスパインチェックもしてみましたが、アレは本当に適当(笑)その他、ウィンストンとかスコットもチェックしようと思いましたが・・・やめておきます。
ガイドスペーシングはEPICのサイトに掲載されていますので、その通りにしました。
市販のEPICとなんら変わりないアクションになるかと思います。が、、、シングルフットなので、ちょっとは変わってくるかな。『柔らかめ』になる傾向が有る様です。
とりあえず、動画をご覧いただけたら幸いです!!
前回の様な、リールシート周りの変な加工が無いので今回は楽そうです。
コルクグリップは、SCOTTのGシリーズの様なフィニッシュドコルク仕様にしました。
(Gは下は普通ですが)
特にこの感じが好きな訳ではないんですが、オリジナリティを出したかったってだけです。
本当は先が細くなったグリップの見た目が好きなんですが、中番手以上なら握りやすさ重視が良いかと。
ファイティングバットも付けちゃおうか迷ったんですが、実はアレも見た目的に好きでは無いんです。お気に入りのトーマス7番のも外したい位だったんですが、作る立場になると格好良く見えてきたりと不思議発見!!これからは、トーマスのファオティングバットも愛せそうです(笑)
動画の通り、径合わせは寸切ボルトを使用してます。
形と動きから、なんか変な動画なので短めですが、寸切での径合わせは超おすすめ!!
リールシートは、スカスカ感の有るものをチョイスしました。
スカスカ中空でいきます。
ビルダーの方でも考えた方は居るでしょうが、『受け入れられるか?』という問題に直面し諦めたという方もいるはず。居ないかな?(笑)
前回の様に、カーボンを仕込んだりという手間は無いのですが、なんだかんだと手がかかる部分ですね。
デザインに拘らず、サイズからチョイスしたらこんな面倒は無いはずですので、是非トライしてみて下さい!!
ガイドを取り付ける作業。
スレッドを巻く作業。
(スレッド巻きは前回同様、フライを巻く時のボビンホルダーを活用してますが、これは非常に良いです。場所を取らないですし、場所移動も容易ですし、テンションも手の感覚で分かりやすいですし、上手く巻けるし、糸の色を変える(中間にラインを入れたり)のも容易ですし。)
これ!!非常に楽しい!!
野球を見ながら居間で。まったりやるんですが、ワンコが興味深々。
邪魔する訳でもなく、黙って僕の横で見てて、そのうち僕にくっついて寝ます。
まぁワンコは可愛い。
で、2本目となると、ラッピングにカッコつけたくなります。
ライン入れたり、色変えたり、、、
一度、本家の様に黒ラインを入れたんですが、なんか好みではない。
リールシートに合わせて、シルバーにしてみようかな?
ストリッピングガイドはライン入りで巻いたのですが、これもなんか嫌。
結局単色で仕上げました。(動画ではライン入りも確認できます、そして、一箇所だけ残すという・・・)
興味本位で飾り巻きなんかも入れようと思ったりもしましたが、こんなポップなブランクには似合いませんね。リールシートもメカっぽい感じですし。
そもそも個人的にはシンプルなロッドが好きな様です。
お客さんなんかには『釣り竿まで作っちゃうんだ!すごいね!!』なんて言っていただいたりしましたが(リップサービスでしょうが)、このロッドビルディングというのは決して難しいものではないと感じました。ある程度の工具道具と時間と場所と気持ちと気合いが有れば出来ます!!
プロビルダーのロッドには、素人には分からないノーハウが詰め込まれていると思いますが、一般的なスパイン出し、ガイドスペーシングなんかで有れば情報を得る事は容易ですし、それらを元にビルドするのは決して難しいものでは有りません。
ガイドのスレッドだって慣れてくると速く綺麗に巻ける様になります。
見た目はどうあれ、自分が納得できたロッドで釣れた魚は一際でしょう。
物作りが好きな方には是非おすすめしたいです。
完成しましたので動画にしました。
是非ご覧ください!!
ロッドビルディングの記事は一旦これで終えますが、このロッドに合わせたラインだとか、ファールドリーダー等の事も書いていきたいと思いますので、今後ともお付き合い下さい!!
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