Martin 塗り込みピックガードのリペア

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塗り込みピックガード

正式名称は分かりませんが、塗り込みピックガードと言われているものは皆様もご存知でしょうか。
ヴィンテージマーチンや、最近でもプレミアムマーチンに採用されてますね。

『塗装前にピックガードを接着し、その上から塗装をしたもの』が塗り込みと言われているもの。
近年のレギュラー仕様では、塗装後に塗膜の上から両面テープで貼られています。


塗り込みの弊害

ヴィンテージマーチンでは結構みられますが、ピックガードと木材の収縮率の違いで、ピックガード周りのスプルースが割れてくるケースも多い様です。
そして、剥がれてしまうとなかなか大変な事にもなります。

塗装の上から両面テープで貼られた場合には、木材が割れるというケースは比較的少ない様です。


リペアします!

今回お預かりしたマーチンですが、塗り込みの28です。
音も格好も最高です!!

ですが、この様に残念な事態に。

剥がれてくると画像の様な線がついちゃいますね。

この状態で再度貼り付けられると良いのですが、すぐに再発しそうです。
それにやっぱり線も気になりますし、多少なりとも再貼り付け部分との段差も出てきます。

このピックガードは剥がそうとすると割れる確率が高いので本音は剥がしたく無いですが、一度剥がさないと接着も難しい。

他のピックガードには変えたく無いという事ですので、慎重にトライしてみます。


剥がれた!!

うちのアチコチに転がっている釣り糸が僕を助けてくれました。
PG付近を軽く温めて、糸を入れてしごいて5mm進む。そんな感じです。
割れない材でも手で引っ張って剥がすと前述の折れ線の様なものだらけになりますので、糸で剥がすのがオススメです。
ただ、塗り込みですと、両面テープではなく接着剤なので根気は必要です。あと色んな覚悟も必要です(笑)


貼り付け!!

貼り付けますが、まずはこの線をヒートガンで温めて曲げて消していきます。
アウトラインの反りかえりも極力直します。

接着剤での貼り付けも考えたのですが、今後PG材の縮みでトップの割れが酷くなる事は十分に考えられますので、両面テープで貼り付けます。


完了です!

かなり頑張って平にしたのですが、完全にまっ平は難しかったです。
でも近くで凝視しない限りはわからない程度かと思います。

無理に目立つ様な感じで撮った写真がこちらです。

割れを補修したり、ウェザーチェックが出ていたりと貫禄が有ります。
トップの焼けも良い色です。
これからもどんどん見た目も音も深みを増して行くのでしょうね!

ご用命、ご閲覧有難うございました!!


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