【プレベをアクティブ化】の続きです。【バルトリーニ・XTCTの配線】

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配線図

モリダイラ楽器のサイトに配線図が掲載されています。
もちろんプリアンプを新品で買うと配線図も同梱されてます。

ですが、同梱の配線図がアップデートされたらしく、ちょっと見づらい。
旧配線図(基本的には同じ)の方が見やすいです。

1PUのプレベに搭載となるとこんな感じ。

分かりやすいでしょ?(1PU用にちょっと変更を加えてます)

何度か『自分でやったけど、なんか変!』って事でお持ち込みいただいてますが、その多くがポット抵抗値の選定ミスでした。

アクティブサーキットのボリュームは25kΩ等、抵抗値の低いものを使用する事が多いのですが、これが曲者。

これを使うのは、プリアンプをくぐった後のボリュームになります。

ピックアップからの出力をポットで受ける場合は、パッシブと同じ抵抗値を選びましょう。
上の図の黄色線が入力となりますが、ここまではあくまでもパッシブです。
プリアンプを通って緑色線が出力となります。緑色線をポットで受けてボリューム調整をするのなら25kΩを選ぶのが良いかと思います。

要は、プリアンプの前につけるか、後ろにつけるかで抵抗値は変わってきます。
簡単に普通のエレキギターなんかで例えると、エフェクター(今回でいうプリアンプ)の前に繋ぐボリュームペダルはハイインピーダンスのものを使いますよね?逆にエフェクターの後ろにボリュームペダルを繋ぐならローインピーダンスですよね?それと同じです。
※アクティブ回路の楽器の場合は、いずれにしてもローインピーダンスのボリュームペダルとなります。

そこで、バッファとかの話にもなってきますが・・・長くなりますね〜。

あーーー、、、かえってややこしくなったかも(汗)

話を戻しますね。

前後どっちにボリュームを繋げるか?それは試してお好みで〜。

ただ、今回はアクティブパッシブの切り替えをするので、配線やら部品調達やら色々な都合上、プリアンプの前にボリュームを取り付けます。(メーカー配線図通りですし。)


結線

結線していきます!

せまい・・。

ピンボケですが、黒いチューブの中にはコンデンサーと抵抗が入ってます。

ボリュームポットの下のプッシュプルスイッチでアクティブ⇆パッシブの回路を切り替えます。

これは、新配線図に掲載されているのを先ほど知りましたが、僕の配線とはちょっと違う。
まぁ、似た様な物です。
ここのスイッチでボリュームを通った出力をプリアンプに送るか、ジャックに送るかを選択してます。

でも電位(かな?)の関係で、スイッチングノイズは発生してしまうので、このちっちゃな基板にコンデンサーと抵抗を追加。

切り替え時の『ボフッ』が解消されました。

無事に終えました!!
劇的な、超劇的な変化です!!

後日、アクティブ・パッシブの比較動画をUP予定ですが、弾いていて非常に気になる点が・・・

トレブルがパッキーンッ!と出る様になったのも有ると思いますが、フレットノイズが結構気になります。ネックがちょっと動いた感じです。

こちら、僕が作らせていただいたベースなので、責任持って良い状態にしてからお渡し出来たらと思います。

御用命・御閲覧有難うございました!!

つづく・・・


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