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ダブルとシングル
前回散々書かせていただきましたが、
要は、ダブルハンドに偏ったり、持っていないスペックのスイッチロッドをこれから揃えるとなると、長年かけて揃えてきたシングルハンドロッドはなんだったの?という事になるのが悔しいって事なのかも知れません。
実家の物置やタイイングスペースには長年放置されているシングルハンドロッドがたくさん。
持って帰ってきてアレコレ試していますが、やっぱりシングルが僕は好き。
並んでいる竿を見て『ちゃんと使いたいな』と思いました。
何故、シングルを使わなかったのか?
(長い事まともに釣りをしていなかったので、シングルどころかダブルも埃をかぶった状態だったわけですが)
理由は、手持ちの9ftのロッドではシングルハンドスペイには短いという先入観ですかね。
まともに取り組みもしないで勝手にそう思っていました。
勝手にそう思い込んでしまってた結果、1ヶ月ほど前にeBayで10ftのロッドを注文しましたが未だ届かず。
だって、各メーカーもシングルハンドスペイロッドとして売っているのがロングばっかりですもんね。
・・・たくさん集めたロッドが勿体無い。
eBayロッドが届くまでの期間はどうしましょう?
たくさん有る9ftで色々試してみます!
シングルハンドスペイライン
最近はヤマメやイワナを追い求める事も少なくなったので、5番以上の高番手を試したい。
低番手はソフトプレゼンテーションが大事なので、そもそも向かないのかな?なんて考えたりしますし。
ネットでシングルハンドスペイラインを探してみましたが、RIOのなんかすんごく高い!!
そもそも昔からフライライって諭吉さんが必要な位高額なんですが、最近は安いラインも多いので、試してはみたいもののRIOを買う懐事情ではございません。
困っちゃうな。。。
ダブルで飛距離を稼ぎたくて色々と試したいた頃のラインの残骸がたくさん有りますので、自作してみましょう。
ライン作りって、楽しい様で面倒な様な、面倒な様で楽しい様な・・・。微妙なんです。
ラインの重量配分は多分そんなに考えなくて良いですよね?
ベリーが重ければ飛びますよね?
先端にかけてテーパーをつけたらうまい事ターンもしてくれますよね?
9ftロッド用のシングルスペイラインを作ってみました。
これってただのシューティングヘッド?という感じもしないでもないですが、ベリー部分が太く重いのが特徴です。
現時点での感じた事をまとめてみます。
ポイント1:ベリーは重く太く4mは欲しい。3mではスイッチキャスト/ジャンプロール、シングルスペイでは短く感じ投げにくい。シューティングスペイ/ペリーポークでは短くてもOKかな。スイッチキャストではDループの下方までベリー部分がないと投げててなんか変。
ポイント2:全長は、当初コンパクトにというコンセプトでしたので短く作ったのですが、最低でも10m(リーダー含む)は欲しいです。シューティングスペイ専用ならもっと短くても可能ですが、シングルスペイで打ち返すには10m以上は欲しいです。
ポイント3:重量配分ですが、ベリー7、フロントテーパー3という感じかな?と言っておきながら、5ftくらいのTYPE6の重たいシンキングリーダーをつけても問題は無いのでどうでしょう?ところで、しばらく釣りをしなかった間にポリリーダーという言葉が。。。随分と頻繁に出てきま?あれって何?必要ないですよね?チェンジャブルのティップって事?なになに????
ポイント4:スイベル!!シングルハンドスペイをやってると糸ヨレが半端無いです。ダブルでも勿論糸ヨレは出ますが、シングルはロッドが短ため?何?何ででしょう?30分も釣りをしていたらランンイングラインがよれよれでまともにキャスト出来ません。スイベルは有った方が良いです。
僕はシューティングヘッドって大嫌いだったんですが、3番以上は全てこのシステムになりつつ有ります。
ライン自作
切ったり繋いだり本当面倒です。最初は楽しいのですが、ターンがしなかったり変な飛び方をしたりすると作り直すのが面倒。
いちいち、溶着で作るんですが、本当面倒。
↓はダブル様に作ったやつですが、こんな感じで測りながら繋いでは試してを繰り返します。
雨降りの直後は水たまりを利用して家の前で振っていたりします。
バカオヤジと言われても仕方無い。
ですが、発見しました!!
貧乏人の見方Maxcatchのスペイラインに目をつけました!!
Maxcatch Spey フライロッド用のフライライン ウェイトフォワードフローティング フライフィッシングライン (8/9/10wt, イエロー&ブルー) 新品価格 |
これのフロントテーパー+ベリーでまず一本。
ベリー+リアテーパーで一本。
2本のシングルハンドスペイラインが作れます!!
一本1200円也!!
ベリーの長さとテーパー部分の長さの比率を変え、重量を計り、かつ全長を短くしないバランスを考えながら切り出すと6番〜9番のシングルハンドスペイラインが作れます。
コレ使ってますが、なかなか調子が良いのでオススメです!!
ランニングラインもMaxcatchのものは非常に使いやすく、何よりも安い!!
モノフィラは実釣では僕は使いたく無いんです。
こちらは、普通の細いフライランです。
Maxcatch フローティングシューティングライン/ランニングライン フロントループ付き、.026 ‘.032’ ‘.037’ ‘042 ” フライライン (0.042‘’/30lb, オレンジ) 新品価格 |
.032は細くても強さは20lb有るんで、飛距離も出ますし、大型魚も安心です。
先日のサーモンでも全く不安有りませんでした。
スイベルはこんな感じで取り付けます。
この画像はどちらも折り返しての溶着ですが、シューティングラインはもう1枚下の画像のスレッド巻きが良いかも。
というのも、ランニングラインは細いので熱が心配。
色々試しましたが、強度が落ちる事が有ります。
スレッド巻きは簡単ですし、十分な強度も出ますし、熱による強度の心配も有りません。
ベリーの太い方はめちゃくちゃ熱をかけ続けても引っ張り強度試験(綱引きの様に思い切り引っ張っただけです)では違いが出ませんでした。
それと、邪魔そうに見えるスイベルですが、全然邪魔では有りません!!
ループトゥーループや、ブレイデッドなんかよりも全然ひっかかりが有りません。
ただ、カリカリ音がしますので周りの人は『つなぎ目引っかかってるな』と思うかもですが、シューティングヘッドが大嫌いな僕でも全然気にならないです。
糸ヨレももでないし最高!!
強度もちょっとしつこいですが、先日のサーモンでもノープロブレム!!
シングルハンドスペイラインではないですが、一度お試しアレ〜。
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これ、ライン重量をロッドにマッチさせる事が出来ればオーバーヘッドですが40m飛びます!!
先日某漁港で、100ftのランニング全てがコンスタントに出てました。(9ft8番です)
次回、試したライン重量について。
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